ド田舎のインターネット回線事情【2021年の現状】

「田舎暮らしに憧れています!撲滅員会」会員の末次です。(嘘)

冗談はさておき、たまに暴露している田舎の闇的な内容を少し。前回は「田舎の列車は意外と満員ですよ」というnoteを書いていましたね。

今回は列車すら走っていないド田舎限定の話題になります。「インターネット回線」が不便すぎ問題です。ド田舎になると、光回線もWiMAX回線も届きません。話題の楽天モバイルも当分は無理でしょう。

必然的に「制限ありのモバイルWi-Fi」「不安定で有名なソフトバンクAir系」のどちらかになるんですよね。インターネットをバリバリ使う人にとっては地獄と言えるような環境です。(ADSL回線の新規契約は終了しています)

モバイルWi-Fiの現状(テレワークの増加でひっ迫中)

わたしは運よく、ギリギリ「無制限モバイルWi-Fi」の時期に契約できたため、1日30GB以上使っても速度制限がかかりません。

しかし、現在はテレワーク増加により「月100GB制限で3,700円」が主流で、記事執筆時点で唯一、hi-ho Let’s WiFiという会社が「月210GB制限で4,730円」プランを出しています。

YouTubeをBGM的に使いながら毎晩ネットフリックスを見る、みたいな使い方は無理です。仕事オンリーで、毎日テレビ通話をしないならギリギリって感じ。


仮にWiMAXが契約できても、ヘビーユーザーは△

WiMAXに関しては、地方都市の街中ならカバーするようになりました。回線速度もまずまずですし、基本的にWiMAXの電波圏内なら使い放題。

しかし、WiMAXも「3日で10GB」という制限を設けています。

一応、制限がかかっても1Mbpsの速度は維持できるため、YouTubeをスマホで見るくらいなら可能。それでもヘビーユーザーは辛いでしょう。

特に、爆速で使い放題な光回線を経験してしまったら、なかなかあの快適さを忘れることはできません。「田舎に引っ越せば毎日畑を触るからネットいらない!」という方ならいいと思います。


光回線のエリア外問題

最近は、スマートテレビやNAS・オンラインPCゲームなどなど、光回線を前提としたコンテンツも普及してきました。

持ち運びはできませんし、工事費や月額もやや高いものになりますが、モバイルWi-FiやWiMAXと比べ、回線の速さと安定性は抜群。実家は光回線を引いていますが、爆速で容量を気にする必要もないため、大容量画像データ(RAWファイル)のバックアップは実家で行うようにしています。

しかし、今住んでいる佐賀県の山奥では、まさかの光回線提供区外……。

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物理的に光ファイバーを引っ張る必要があるため、田舎はどうしても後回しになります。会社側も、需要が少ないのに高い工事費を払うのは嫌でしょうしね。


予め、移住先のインターネット事情も調べておこう!

愚痴っただけになりましたが、現状、ド田舎で「無制限+爆速」のインターネット環境は構築できません。テクノロジーの進化は早いので、もしかすると今年末にでも変化があるかもしれませんが、2021年1月時点では厳しいようです。

予め、移住予定地のインターネット事情(対象エリアの有無)を確認しておくとよいでしょう。さすがに、限界集落に近い山奥でない限り、ドコモ・ソフトバンク・KDDIの電波が入らないことはないと思います。

◎WiMAX2+(au回線は制限ありですのでご注意ください!)

◎光回線(西日本)

◎光回線(東日本)

◎楽天モバイル(パートナー回線は制限ありですのでご注意ください!)

関連

◎モバイルWi-Fiが使い放題でなくなったときの記事

◎当noteの田舎関連記事


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