日誌「ある角であまり見かけない野良猫と出会う」 #752
昨夜のことで、まだふわふわとしている月曜日。ただ、じわじわとこの目でボブ・ディランを見たことを実感し始めている。ザ・バンドの『Last Waltz』に出演していた、『Rolling Thunder Revue』で顔を白く塗っていた、あのボブ・ディランが目の前にいたんだ!と自分に言い聞かせている。まだまだこの状況を理解するのには時間がかかりそうだ。
さて、朝から晴れているので布団を干そうと外に出る。すると、遠くの空に灰色の重たそうな雲が見えた。最近は本当に晴れたと思えば雹が降るような天気が多くてうんざりする。昼に散歩へ出ると、ある角であまり見かけない野良猫と出会う。いきなり巨大な物体(私)が現れたからか、猫は驚いて二度見してから後退りした。その姿に少し心が和んだアラサーである。