日誌「父の日はわりとぞんざい」 #789
待ち侘びた快晴の水曜日。風がなんだか強いがこの際文句は言わない。今日は遅ればせながら母の日の祝いということで、恵比寿のレストランに招待した。招待したとかカッコよく言っても、同じ田舎の家から電車に乗って都会に行くわけだけれど。普段こうしたお店にはまったく来ないので、席に通されても釈然としない2人。なお、父親は留守番である。
人様の家は分からないが、我が家の父の日はわりとぞんざいだ。この時期に百貨店へ行くと“お父さんにネクタイを贈ろう”的なキャンペーンを見たりするが、うちの場合はとっくに定年している。なので、たいていは好物の和菓子あたりを見繕う。母の日と単価、相場が異なる。いや、しかし、私が出てきたのは母からなので(みんなそう)それで良いかなと思う。