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続・ライカQ3、いよいよ正式発表

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価格発表

正式発表から一夜明け、本日10時より予約が開始されたライカQ3。価格は90万2000円とのこと。それを見た瞬間に「うひょ〜!」と「そうりゃそうだよねぇ!」が混在した言葉が出た。予想はしていたものの、実際に見ると怯む金額。ライカQ2の買取金額は、マップカメラさんで約40万円だ(本日現在)。これを下取りとしても50万円は足りないことになる。以前も記したように、Qシリーズに搭載されているレンズと同等のもの(Mシステム用)を購入すると100万円ほどかかる。そう考えると、この50万円は実質無料みたいなものか・・・いや、冷静になろう。

これもまた以前に記した気がするが、こうなるとMシステムとあまり変わらない金額となっている。とはいえ、カラー機としては最新のM11で約130万円(ボディのみ)、Q3との価格差は40万円ほど。加えて、Mシステムは別途でレンズを買う必要がある。性質も機能もまったく違うので一概に比較はできないが、写真だけを撮るならばMシステムも視野に入りそうな金額だ。個人的にQ3はよりプロフェッショナルな域に入ってきていると感じる。Q2で微妙だったであろう商業写真なども、完璧とは言わないまでも選択肢に入るのではないかと一般会社員は妄想する。

最終検討

インスタグラムを見ていたら、速攻でグレッグ・ウィリアムズが「ライカQ3は最高だぜ」的なレビューを投稿していた。それを見て“グッ”と来てしまったが、やはり個人的にはスルーだなと思っている。繰り返しになるが、結局はQ2で十分に満ち足りている自分がいるためだ。暗所は弱いし、バッテリーを取り出して充電しないといけないなど、この価格帯のカメラとしては「どうなの?」と思うポイントはある。ただ、ウォーキングしながらのスナップを中心とするアラサー会社員としては4000万画素で十分すぎる。何より、撮れる写真に特段の不満がないのだ。

一方で、高画素・高感度ISOでしか撮れない写真または表現があると思う。それを体感して自身の感性を伸ばすには、実際に買って使うしかない。そういう意味では、ライカのなかでのQ3はオールラウンダーかもしれない。これさえあれば、高いクオリティの写真も動画も撮れる。使いやすさも2023年用にアップデートされており魅力的と言えるだろう。私としては、Q2を所有した上でいつかMシステムが欲しい。単純に憧れであり、写真しか撮れない潔さに惹かれる。とりあえず、Q3を買わないことで90万円が貯金できた気分になっているアラサー会社員であった。

これまで

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