見出し画像

ライカQ2とアラサー会社員の365日(と少し)

「これさえあれば他はいらない!」と思えるカメラに出会えたら最高か。と言っても、私はアラサー会社員でありカメラを生業としているわけではない。そのため、理想は安定せず揺れ動く。その中でも、今はライカとソニーの使い分けがしっくりきている。「いつかはMシステムを」と考えているが、その時にQ2を下取りに出すことはないと思う。そもそもシステム自体が違うが、Qシリーズの使いやすさはMシステムにはない。単体でとても魅力的なカメラだと思う。



QOL向上

と、上記は2023年5月(購入から2ヶ月)に私が綴った駄文である。そこからさらに時は流れ、ライカQ2というカメラを購入してから365日(以上)が経過した。“いつかは”と仄めかしていたMシステムもこの間に購入。それでも過去の私が綴っている通り、Q2は下取りに出さずに今も愛用している。別にサブ機になったわけでもない。やはりこのカメラでしか得られない栄養(写真)があるのだ。レビュー的な部分に関しても、昨年の記事と想いは変わっていない。

あとは、このQ2ライフの向上を目指していくのみ。その第1弾は、SL3の“アレ”の導入であった。これによって自宅でも旅行先でも充電に関するストレスは軽減している。続く第2弾として、この度Q2用のハンドグリップ(純正)を購入することにした。Mシステムとカラースコパーのような軽量セットから持ち替えるとQ2は意外と重たい。本体の右手親指が納まる位置に窪みがあるのだが、例えばリストストラップで使っていると手に“くる”ものが。他にグリップはない。

購入から1年で数多の傷が

ゲームチェンジャー

近所のスナップに出かけるぐらいならば、グリップがなくても十分だ。ただ、旅行や遊びで「Q2オンリーで行っちゃうぜ!」という際には少しだけ頼りない。しかし、新品を買う気にはなれなかったのでしっかりと中古品を購入した。それもQ2用ではなくQ2モノクローム用のハンドグリップ。その訳は、単純にそちらのほうが安かったからである(非推奨)。どちらもサイズ的にも機能的にも同じだと思われる。唯一、グリップに貼られている革?がそれぞれ異なるのだ。

そもそもハンドグリップを付けた時点で“本体ではない部分”というのが丸分かりだし、そこまで革の違いは気にならないというのが私の思考だ。それはそうと、このグリップのみで100gほどある。質量は買う前から分かっていたが、「軽量こそ最高!」という強い気持ち(強い愛)でカメラを持ち歩く私には大きな壁だった。本体と組み合わせると総質量は859g。Q2を購入した当初から悩んでは断念を繰り返す日々。しかしながら、私には“ゲームチェンジャー”となった。

2年目のスタート

結果として、このハンドグリップの購入にはとても満足している。首からぶら下げると明らかに重たいが、ちょっとしたグリップがあるだけで安定感が出た(気がしている)。今まで以上に縦位置が楽になったことも恩恵に含まれるだろう。これにより、私のQ2ライフはより完成に近づいた。もはや何が完成なのかもよく分からないが、今後のディズニーリゾートなどではこの組み合わせが定番化しそうだ。まだまだ売る気にならないカメラ。2年目も本当に楽しみである。


これまで

付録

試しにM11モノクロームに付けてみたらすんなりと付いた
もちろん、使わないけれど

「まさか・・・が的中」
「長さが足りていないし、 明らかに非推奨なので使うことはない」

この記事が参加している募集

#カメラのたのしみ方

55,155件

#この経験に学べ

54,558件

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?