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会社員の探訪 第3回目「幕張メッセ」

はじめに

日頃から写真を撮る対象は“建造物”や“構造物”が多い。それらの詳しい知識はないが、都会をウォーキングをしてはビルや橋を撮ったりしている。最近はそれを目的地としてウォーキングすることも増えたので、記録としてこのnoteに綴っていきたいと思う。同じ嗜好の方やウォーキングをする際の参考になれば幸いです。

第3回目:幕張メッセ

前回の更新から約1年が経過している。この間に様々な橋や建物へ出向いているが、記事化には至っていない(ただの怠惰)。2024年6月12日、私ことアラサー会社員は仕事で千葉県にある“幕張メッセ”にいた。前日に、建築家である槇文彦さんの訃報に接したばかり。様々な建築の設計をされている槇さんだが、この幕張メッセもその1つであった。海のない県で生まれ育った私だからか、最寄りのJR京葉線・海浜幕張駅に降りると何故かワクワクする。それが例えビジネスイベントだろうと。途中で東京ディズニーリゾートを通過するからだろうか。

駅から幕張メッセまでの絶妙な距離、どこか平成のSFっぽい街並み。何より幕張メッセ自体のサイズと存在感(とデザイン)には何度訪れても驚く。「おお、幕張に来たなぁ」という感じに。昔、タモリさんが「都市は海から見るべき」的なことをテレビで言っていた。幕張に港は無いと思うが、きっと海からも近代的な場所に見えるのではないか。さて、私が見たことがある範囲ではスパイラル東京体育館も槇さんの設計だ。特に後者については、幕張メッセ内の幕張イベントホールに通じるデザインを素人ながら感じる。風が流れて行くような線。

ここでは色々な音楽ライブも見てきた。2009年には、イギリスのバンド“オアシス”のライブを初めて目撃した。その後、ギャラガー兄弟の喧嘩でバンドは解散したため結果的に最後の来日単独公演となっている。“宇多田ヒカル様”のライブを生で拝見したのも幕張メッセ内の国際展示場だ。どちらのライブもあまりの感動に落涙しており、そんな出来事を含めて時折思い返している。他にもサカナクションの『アルクアラウンド』という曲のMV撮影で使用されており、それをイヤホンで聴きながら歩いたこともあった。というか、この日もそうしていた。

ビジネスイベントで訪れるようになってからは中央モール部にあるレストランを利用するのが楽しみになっている。ロイヤルホスト系列?の企業が運営しているようで、展示会場とは思えない洋食が食べられる。基本的にはハンバーグ&エビフライを頼んでおり、それを食べながらまたしても「おお、幕張に来たなぁ」としみじみ思うのだ(謎)。槇さんなど設計者の想いや気持ちなど私には分からない・汲み取れないが、その場所を利用する人数分の思い出や習慣が生まれるのは確かだろう。私にとっての幕張メッセはこうした想いが詰まる“箱”である。

「神社の鳥居をイメージしているそう」
「国際展示場 展示ホール1〜8」
「ホールとホールの間」
「外房・内房の波をイメージした屋根(国際展示場 展示ホール9〜11)」
「正面広場」
「国際展示場連絡橋」
「アルクアラウンド」

参照

これまで

付録

「楽しみ」
「東京体育館(東京都渋谷区千駄ケ谷)」

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