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ライカのMレンズ“エルマリート”を購入

京都旅行中、祇園にあるライカを訪れた夜のこと。ホテルに戻って「ライカM11かM11モノクロームか・・」とさも資金があるかのように悩むアラサー会社員こと私。そうした気持ちからか、スマートフォンでライカのアウトレットページを見ているとあるレンズが格安で売られていた。もう日付さえ変わった時間だったが、その場のテンションで購入ボタンを押す。


マイ・ファーストレンズ

購入したのは“エルマリートM f2.8/28mm ASPH.”である。ライカのオンラインストア上では新品価格が最も安いレンズだ。今回は《製品外箱にダメージがある》とのことでさらに安くなっていた。安い、と言ってもそれはライカ価格なので一般的にはそうとは言えないだろう。ただ、現在愛用しているライカQ2と同じ焦点距離であり、レンズフード込みでも約200gという重量から気になっていたレンズではあった。

ライカのMシステム用レンズで初めて買うのは焦点距離35mmか50mmのどちらかだろう。特に“ズミクロンM f2/50mm”は今回購入したエルマリートの次に安く、店頭で伺ってもファーストレンズとして人気が高いようだ。また、一部のレンズを除いて最短撮影距離(正式には距離計連動範囲?)はだいたい70cm。近代のカメラやレンズと比べると寄れない。そうした特徴もこのレンズ選びに反映されていると思う。

「変な声が出た瞬間」

ボディのゆくえ

そう分かっていながらも28mmを買う私だ。人物よりも建造物を撮ることが多い自分としては、パンフォーカス(F16ぐらいまで絞る)で広い視野の隅々までくっきりと映してくれる28mmとの相性が良い気がしている。さて、肝心のレンズをつけるボディは何か。その答えはズバリ「まだ持っていない」である。ライカプロフェッショナルストアでこのレンズを受け取った時、お店の方も「え??」という反応だった。

もちろん、いずれはMシステムのカメラを購入したい。しかし、今はすごく微妙な時期ではないかと思う。もしかすると年末や年明けに“ライカM11-P”的な製品の発売があるかもしれない。ライカ印を隠したい私にとって、シンボルが付いていない“P”シリーズは好都合なのだ、、などと毎日考えている。ゆえに、現状はマウントアダプターを購入してソニーのa7IVで使っている。その感想については、また次の機会に。

「箱の破損は気にならないタイプ」
「レンズケース?も立派(さすが)」
「レンズフードが付いた状態でも小さい」
「さて、どうなのか?」

SONY α7IV, Leica ELMARIT-M f2.8/28mm ASPH.

これまで

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