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カメラ・ライフで参考にしているYouTubeチャンネル

写真を撮るのは楽しい。しかし、一定の悩みとか新たな知識を取り入れたいと思った時にはどうするか。カメラを生業にしている友人に聞くのも良いし、馴染みのカメラ屋の店員さんに相談するのも良い。ただ、誰もが自分の聞きたいこと・知りたいことをすべて受け止めてくれるわけではない。そのため、私ことアラサー会社員は広大なインターネットを参考にすることが多い。特にYouTubeは映像で理解することが出来るので、チャンネル登録などをして日々視聴している。今回は、その中でよく見ている3つのチャンネルをご紹介したい。


1. 散財小説ドリキン

サンフランシスコ在住のソフトエンジニアである“どりきん”さんのチャンネル。コロナ禍になって、私がカメラを始めようと思った原因(言い方)の1つである。最初の出会いは覚えていないが、仕事で年に数回はサンフランシスコへ行っていた時期があったので「在住している日本人がいるんだ〜」というぐらいの気持ちだったと思う。どりきんさんは自ら散財家と名乗るぐらいなので、動画撮影をメインとしたカメラの変遷がすごい。先週まで「買わない!」と宣言していた機材も、翌週には「買いました」と動画になっていることもある。

毎日投稿という更新頻度も凄まじく、機材への熱意も含めてとても尊敬している(お会いしたことはない)。先に記したように“前言撤回”的なこともあるが、生きていればそんなこともある。むしろ、毎日投稿だからこその面白味かなと思う。最近はライカQ2、Q3、M11と連続して写真機としてのカメラを購入されており、毎日の動画でも作品を紹介されている。また、iPhone 15 Pro Maxを用いたLog撮影の結果も興味深い。何気なく使っているが、自分はデバイスの性能を100%引き出せていないかもしれない。そんなことを考えさせてくれる。

2. Wataru Nishida 西田航

写真家・西田航さんのチャンネル。私は約1年前から視聴させていただいている。確かライカM11か何かを検索して、上位に出てきた西田さんの動画を見たことが最初だったと思う。それ以来、都内で西田さんの個展などがあれば見に行かせていただいたりとネット上からリアルな場へと繋がっている。最近は買い物にしても交流にしてもオンラインで完結出来てしまう。しかし、写真を撮りに行くとは往々に外へ出ることでもある。写真を通じて、ネットで出会ったものと現実世界でクロス出来るというのは素晴らしいことだなと個人的に思う。

カメラや写真に対する考えは、人ぞれぞれではないだろうか。この分野での“正解”というのも様々な気がする。西田さんの動画では、そうした1つの解を見ることが出来る。加えて、私が購入を検討しているライカM11モノクロームは日本の所謂YouTuberでレビューしている方が少ない。西田さんは幾つかの動画を公開されていて、それがとても参考になっている。最近では先のどりきんさんとスタジオジブリの石井朋彦さんと“ライカ三兄弟”なるグループを結成(?)。この3人の動画がまた面白い。大人になっても楽しめることがあるのは素敵だ。

3. ジェットダイスケ/JETDAISUKE

“YouTuber”という言葉が存在する遥か前のこと(たぶん)。私が高校生のとき、一緒にバンド活動をしていた友達がKORGのあるシンセサイザーを購入した。その時に「どんな音が出せるのか?」という参考に見ていた動画は、今思えばジェットダイスケさんのチャンネルのものだったと思う。失礼ながら、その当時は「全然知らないおじさんが何か発信してる〜」ぐらいの感覚。そこから時は流れ、カメラを本格的に始めた2020年頃に再びYouTubeで出会うことになる。過去と現在がまったく違う分野で繋がった。とても不思議な気持ちだ。

ジェットさんはライカなど高級層からコンデジに至るまで、様々なカメラをレビューされている。かなり深そうなカメラレンズ沼にいらっしゃるようで、オールドレンズとミラーレスを組み合わせた解説動画なども参考になる。今年8月には新宿のOM SYSTEM PLAZAで開催された写真展を見に行かせていただいた。運良くトークコーナーも拝聴したが、ジェットさんが「実際に写真に触れてみてください」と仰っていて驚いた。撮るだけではなく、印刷して触れることも“写真の一環”なのかもしれない。そう考えたのは初めてのことだ。

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