採用はマーケティング② ~面接だってブランディング~
ここで働いたら楽しそう!と思って、とある会社の面接を受けてみた。
その会社が出している商品やブランドのウェブサイト、SNSアカウント、どれもとても明るくて、楽しくて、温かくて、活気にあふれていた。
だから、というのも短絡的だけど、ここで働いたら元気に楽しく仕事ができそう!と思ったのだ。
受けた面接は、全然違う雰囲気だった。
「カ、カタい…」というのが初めの印象だった。
想像していた(勝手に期待していた)雰囲気とあまりに違って、正直青ざめた。
事務的で、ちょっと冷たくて、会話というよりも一問一答を繰り返す面接だった。
そういう面接が悪いと思っているわけではありません。
そういうやり方も1つなんだと思います。
でも、面接後、私のテンションが一気に落ちたのは事実。
面接を受ける候補者は消費者(=会社にとってのお客さん)なわけで、その面接は消費者との接点の1つ。
ブランドを体現する場のひとつだから、もう少し「表の顔」のイメージを保っても良かったんじゃないかな、と。
どちらから断るかに関わらず、その候補者が入社しなかった時のイメージ的な影響にも気を配っておく価値はあると思う。
当然、企業や製品のイメージとそこで働いている人の”感じ”は別物だけれど、その会社の代表者として外の人と話をするときには気を付けなきゃな、と自分自身を振り返る機会になりました。
今日も読んでいただきありがとうございました。
(今日の1枚は、2009年1月、サイパンにて。)
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