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パナソニックから学ぶ「新規事業を生み出す、組織づくりとは?」

ハロー!Zちゃんです☺︎
今日ご紹介するのは、先日開催した「Brand Growth Meeting」でご登壇いただいたパナソニック玉川氏に語っていただいた、新規事業を生み出す、組織づくりに必要な考え方をご紹介しちゃいます!

玉川さんってこんな人!
2020年にパナソニックに入社し、
クラウドサービス「sumgoo」や、EVチャージャーのシェアリングサービスやカーボンニュートラルを実現する競争型コミュニティ「everiwa」など、
新規事業の開発を統括されているすんばらしぃお方!

(写真左)パナソニック株式会社 エレクトリックワークス社 玉川篤史氏

そんな玉川さんに、パナソニックで経験した成功と失敗を(裏話的な話も含めて)お話しいただきました。

「新ビジネス」を生み出すのではなく、
「新商品」を生み出してきたっていうような課題感

パナソニックはメーカーなので、
ハードを開発して世に出していくという軸で新規事業を考える。
この軸が問題で、一方向で視野が狭くなってしまうと新規事業ではなく、単なる商品開発になってしまうと言います。
本来持つべき視点(考え方)は、
社会的課題やミッションに対してどういう世の中に変化するのか?
どんなことが起こっていくのか?という未来を考えて白いキャンパスに絵を描いていく。で、それを展開するために必要なサービスやハードは何か?を少しずつ分解して考えていく。

新規事業では、この流れがとても重要だと言います。

新規事業創出の近道は、
企業の「考え」「組織文化」を変えること。

大手企業や老舗企業であればあるほど、
新しいものを拒絶するという文化が根付いている。
組織がそんな思考のままでは、どれだけ良いアイデアやメンバーがいても宝の持ち腐れで、新規事業は生まれにくいと言います。

その「組織文化」を作る上で玉川さんが重要だと考えるのが「パーパス」の設定です。大きな会社になるとパーパスが既にある企業は多いですが、
社員が自分ごと化できていないことも多くあります。
玉川さんは、組織・チームづくりで重要なのは、
チームのパーパスや個々の関係性、全体としての方向性をアライン(足並み)を揃えることだと言います。

最後に
共創型コミュニティ「everiwa」立ち上げに込められた想いとは?

個人だけでできることには限界がある。
だからこそ、みんなで協力し合い、
互いに分かち合って生きていかなくていないけない。
みんなが思いやりを持って、共感して、みんなで作っていく。
その結果、みんなが循環するような社会が作れるといいな。
という玉川さんの想いがチームメンバーに伝わってこうして新規事業の誕生に至ったというわけです。

↓イベントレポート(大西師・玉川氏)はこちらから