仏教徒のお祭りWesak Dayのパレードに行ってきたよ!
5月29日に開催された仏教徒のお祭り、Wesak Dayのパレードに行ってきた。
Wesak Dayは、世界中の仏教徒が仏陀の誕生を祝う日とされており、マレーシアやタイでは、この日は祝日。
語学学校もお休みだったので、友人と一緒にKL Sentral 付近で行われるパレードに参加することに。
19時頃、KL Sentral駅に到着。沿道でパレードが始まるのを待つ。
このパレードは、仏像を載せ、派手に飾り付けられた各お寺の車が車道を走り、その後ろをたくさんの仏教徒がキャンドルやお花を持ちながら歩く、といったイベント。とにかく、人、人。熱気がすごい。
お坊さんが清めの水を沿道の人々にかけてくれる。
手に持っているキャンドルや灯りには、それぞれの生活や人生が光に満ち溢れるように、といった願いが込められているんだとか。
モチーフになっているのは蓮の花。濁った水辺で育つ蓮をシンボルとしているのは、どんなに淀んだ世界でも仏陀はそこから花開く、との想いがあるそう。
またこの日は、施しの日でもある。沿道の屋台でおじさんたちがサンドウィッチとスープを配布していたので、頂くことに。
スープは野菜がたくさん入っていて、黒コショウのきいたカレー風味。
後から知ったのだけど、この日は清めの意味を込めて、ベジタリアンフードを食べることがよしとされるそう。どうりでサンドウィッチにはレタスしか入っていないわけだ。
お菓子を配っている人もいる。
大勢の人に飲み込まれながらも、なんとかお目当ての寺院に到着。
入り口付近に何やら面白そうなものを発見。
お願いごとを書いて、木に飾れるらしい。葉っぱの形をしたこの紙にはそれぞれ意味が込められていて、20種類の中からひとつ選ぶ。
この紙の裏に自分のお願いごとを書いて、木に飾る、といった感じ。ちなみにこのお代は、自分の気持ち次第でいくらでも払うことができる。
カラフルで可愛い。
日本でいうところの、絵馬に近いかな?
最後は清めの水を浴びて、
お花をお供えし、手を合わせた。
日本の宗教観と近いからか、超異文化体験!という感じはせず、ワクワクと同時にスッと馴染めるような、そんな感覚を味わった。
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国教をイスラムとするこの国で、仏教徒も盛大に自らの宗教を祝い、灯りとともに手を合わせる。
ひとつの宗教を巡って争う国々がある一方で、世界三大宗教をも共存させてしまうマレーシア。
そのカオスな光景はなんど目にしても慣れないし、ことある度に感動させらっぱなしだ。
WesakDay、機会があれば一度ぜひ!