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自分を信じるのは難しい時もあるけど、魂を、きっともっと信じていい。-情熱-

制限だらけの中にいて、唯一自由にできる自分の身体。いろいろ動かしてみるのが面白かった。
毎日積み重ねて、ちょっと自信もついていて、ある日。その日も機嫌の悪い母親を笑顔にしようと試みる。
“出来ることは全部やろう” 心に決め、
面白い表情をつくり、全身を可動域いっぱいに動かして、最高のパフォーマンスを披露!
したはずだった‥‥
が、母親の反応は、
「アホでない?」 冷ややかな顔で、腕を大きく2回まわし、手のひらをパッと開いた。(クルクルパーの動き)
まあ、私もユニークではある。
でもね、当時6歳の私は、いよいよ自信を全く失い、心を閉じることとなる。
“私がいいと思うことは、この世では間違ってるんだ‥‥。この先、どう生きていけばいいのか?” どうすることが正解なのかと、常に相手の顔色を伺うようになる。
得意としたこと、私にとっては、私らしさを全否定されたようなもので、自己肯定感は根っこからズタズタになった。
“積み重ね、努力しても報われない” そんな刷り込みにもなった。
ただ、同時にこうも誓った。
“この先、何があろうと耐え抜いてみせる。”
居間の柱の下の方には、こう書いた。
『○○(母親の名前)、○ね』
自分の中の強さは、我慢に使うようになっていった。
また、姉は、私がいいことで目立つと不機嫌な態度を見せる。
そんなことは、どこの兄弟姉妹にもあること。私は私。と突き進めばいいのだけれど‥‥
全力を出すことが抵抗になり、姉より前に出ないようにと決めた。
私、今で言うスターシードなのかな。『調和』は当然のことだと心得ていた。
数秘33の、愛もある。
自分が耐えること、調整役になることにも疑問がなかった。
エンパス、自然に自動的にやってしまうし。

すっかり自分を見失ってしまった私。
すると、
魂が動き出した。

その頃から、昔の時代の夢を見るようになった。子供だったり大人だったり、思春期だったりと順番はバラバラだった。
半年から2年に1度のペースで見続け、それは30歳まで続く。
30歳で止まったのは、見てきた夢が、私の過去世のひとりだと気づいたから。
そして、ある決心もしたから。
悲しいシーンもあったけど、清々しいまでに信念を貫いた過去の私に、随分と励まされた。
また、夢の中に登場した他の人達も、今世では会ったことのない人柄で、心がフワリあたたかくなることも多かったですね。

心強かったです。
魂って、なんとかしようとしてくれるんだって。
魂を、きっともっと信じていい。






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