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電話のこと

ポポポ、ポポポ、ポポポ、ポロロン。
ポポポ、ポポポ、ポロロン。

電話の呼び出し音が苦手だ。

相手が出るか出ないか。
その音が長ければ長いほど
受信側の顔を想像してしまう。

めんどくさいから出ないのか。
うざがられてるのか。
今誰かといるのか。

よくないことばかり
頭をよぎる。

もちろん全員に思うわけではない。
それがまた悲しい。

「好きって何だろう」

この気持ちについて
よく考える。
(暇人だと気づかないでほしい…苦笑)


会いたくなる。
何かしたくなる。
声が聞きたくなる。
全てを知りたくなる。
独占したくなる。 等々

全部正解だ。

しかしそれら全てを踏まえたうえで
最近の私の結論は

「電話をかけるときに緊張するかしないか」

となった。

その人に電話をかけて
発信音が流れているとき、
あなたは何を考えてますか。

逆も然り。

誰かから電話がかかってきたとき
あなたは何を考えますか。


「 好きだったら
出るし、緊張する。 」

これはもちろんのことだ。

ただそれだけだろうか。

好きだけど、
疲れているから
もっとコンディションがいいときに出る。

緊張するけど、
それはまだ関係性が築けていないから。

あー。
めんどくさい。

めんどくさいけれど
仕方ない。

これが好きだということ。
こんな私はきっと
ずっと悩みながら生きていく。

一緒にいて落ち着く人?
いやいや、
ずっとドキドキしていたい。

だからその分
これを読みながら
あなたが想像した人と
あなたが惹かれ合えることを願うことにする。

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