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娘さんと結婚させてください!って話。

最近、周囲でお互いの両親へ結婚のご挨拶に行った人が多発。俗にいう「娘さんと結婚させてください!」的なエピソード。そんな話を聞いていると、自分のときのことを思い出しました。少し懐かしくなったので、noteに書き残します。


ここで、お茶を飲んだらあかん


5年前のお話。

クリスマスにプロポーズして、無事成功。早速、年明けから結婚式や今後のことの準備に取り掛かりました。方向性がある程度決まったので、1月下旬、電車に乗って、嫁の実家へ挨拶しにいきました。


スーツ着て、髪の毛びっしー決めて、虎屋の羊羹持って。。。


ピンポン押して、お母さんが出迎えてくれて、玄関で挨拶。ペットのチワワとダックス、2匹ともバーって来てくれて、お出迎え。犬に慣れてない僕。犬に吠えられ、きゃー!ってなりながら、なんとか招き入れてもらいます。


廊下をすすみ、リビングのドアを開けると、ソファにお父さんが座っていて、はじめましての挨拶をする。持ってきた虎屋の羊羹を手渡しする。


緊張。。。



お義父さんは、声が低くて、丁寧にゆっくりと話す方でした。お義父さんに促され、嫁と僕は、一旦、席につく。お母さんが、台所でお茶の準備をしている。食卓に3人、なんともいえない空気が流れる。


お母さん、ようやく、合流。あったかいお茶が入った湯呑みを四つ置いて、自分も席につく。ここでお茶をズズッといってしまっては、あかん。お茶を飲んでしまったら、タイミングを見失いかねない。お義父さんお母さんに伝えたいことまで、一緒に飲み込んでしまいそうになる。

大切なことを伝えるときって、サッと言ったほうがいい。(自分のペースで、言ったほうがいい)


言い出すタイミングを逸したら、次のタイミングがくるかなんてわからへん。僕は、お茶飲みに来たんじゃなくて、想いを伝えに来たんやから。


「お義父さん、お母さん、、、、」と切り出し、そこからはスムーズに話をすることができました。僕の想いも伝え、お義父さん、お母さんの想いも、しかと受け止めました。内容は、割愛しますが、4人とも感動して、最後は、みんなで泣きながら、すっかり冷めてしまったお茶を飲みました。


・こぼれ話 〜その後…〜

多すぎるすき焼きとエビスビール


その後、すき焼きでお祝い。お母さん、お義父さん、漫画でしかみたことのない量のお肉を用意してくださいました。大皿にこんもりと盛られたお肉。「残したらあかん!」って思って、お腹パンパンなりつつも、必死で平らげました。

膝の上にペット乗って、ホッとする


僕は、犬が苦手。リビングに放し飼いになっているチワワとダックス。不慣れな僕は、てんやわんやでした。かなり吠えられましたが、最終的に膝の上に乗ってくれることに成功。ペットに、嫌われんでよかった。安堵。


・最後に一曲 言葉はさんかく こころは四角  / くるり

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