子供のいうことは、何でもかんでも聞かないし、イヤなこともさせるよ。
長女4歳、年中になった途端に我々親連中が騒ぎ出したのが、習い事事情である。
やれ水泳だの、やれ体操だの、やれダンスだの、やれピアノだの、やれ公文だの、しまじろうだの、英語だの、お受験だの、、、。
今までは、鼻くそほじって聞き流すスタンスをとってきた。しかし、年中さんにもなると、長女もお友達から色々と聞いてるらしく、「習い事したい欲」みたいなもんが出てきてた。
そして、自分自身、なんだかんだ言っても、我が子を周りと比べてしまってる。
あの子は、ひらがな書けるようになった。
あの子は、数字が書けるし、30まで数えられる。
自転車に乗れる乗れないもそう。
うちもなんかさせた方がいいのかな〜なんて思ったりしてきた。
*
ときに、私の2個上の姉貴はピアノの先生をしている。
というわけで、一応我が家の既定路線として、時が来たら、娘たちに、ピアノを習わせる予定であった。
で、迎えた2024年春。長女に習い事したい欲も出てきたし、20分程度ピアノの前に座れるようになった。
時が来た。タイムハズカム。
長女、ついにピアノのレッスンのスタートである。
今までは、鍵盤を遊びでテキトーに叩いてただけだったが、月に3~4回ほど姉貴によるちゃんとしたレッスンを受けるようになった。5月にスタートして、6月下旬の現状をここにご報告いたす。
何ということでしょう。
長女、それはそれはイヤイヤとレッスンを受けている。ローテンションでピアノの前に座り、姉貴からレッスンを受けている。レッスン当日の朝「今日ピアノな〜」と伝えると「え、マジかよ〜」とリアクションする。
・・・ま、初めはそんなもんか。レッスン後にご褒美として、先生からシールをもらえることだけでかろうじて首の皮一枚つながっている状態だ。
自転車特訓の時とは大違いだ。あんだけスパルタに特訓しても、諦めずに自分から乗れるようになった自転車。一方、現状させられてる感満載のピアノのレッスンときたら、側から見て笑えるくらいに成長速度が違う。
やる気のあるなしって大きい。主体的に取り組んでるか、人からさせられてるか。こんなにも伸び率というか、学びの速度が違うのかと改めて思う。
さてどうしたものか。
はい。現段階では、イヤイヤと言うたとて、簡単にはやめさせない。それが、我が家のスタンス。とりあえず、もう少し様子を見てみよう。
別にお金がもったいない云々とかではないし、長女がはっきりと「イヤ!他のことしたい!」と訴える、あるいは、良きタイミングで辞めどきが来るまでは続けさせてみよう。
長女にとって、いい思い出ばかりではなく、イヤな思い出を作るのも親の勤めといえば勤めな気もするし。何にせよ、経験させた方がいいような気がするし。ある程度やってみてから判断しようと思う。
月日が経ってから、長女に「あの時ピアノ行くんイヤやったわ」と言われてもいい。そのときは「親のエゴやったかもなw💦けど、ピアノ習わせたかってんw💦だって目の前にピアノもあるし、先生もいたし💦ピアノ弾ける子ってかっこいいやんw💦」って言い訳したらいいか。
・こぼれ話
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