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日本にずっといると一番遠い世界

漫画「サンドランド」を読んだ。
25年ほど前にジャンプに掲載された作品。
ここにきて映画化。
絶賛公開中である。
サブカル系ママが推してたのでのっかった。
すっごくよかった。1時間ほどの暇つぶしにぜひ。

1時間もあれば読めるよ〜


気づいた。
思えば、オレってば。
荒野を彷徨う系バトルロードムービーが好き。


現在、話題のドラマ「VIVANT」も好き。
ネタバレを必死でかわしながら追っかけ再生中。
我が家では、まだ2話見終わったところ。
絶賛、砂漠のど真ん中なう。


サンドランド読んで、真っ先に思い出したのは映画「MADMAX 怒りのデスロード」。ストーリー展開も割と似ている。仲間と共に荒野の中を乗り物に乗ってブロロロ〜。はい、最高。


荒野を彷徨う系で一番最初に引き込まれたのは、漫画「北斗の拳」か。高校のときに、完全版が発売されて学年で流行した。「○巻今どこのクラスにある?」って毎日、誰かに聞いてた。



なぜ好きなのか。
引き込まれるのか。
どこかで砂漠や荒野への憧れがあるからか。


砂漠、荒野って日本にいると一番遠い場所な気がする。


日本にいる限り、体感できない。
鳥取砂丘が限界。
鳥取砂丘に行くと毎度感じる異世界感。
砂丘を越えると広がる日本海に安堵する。

普段、車でスーンと走ってる道路。
もちろん舗装されまくり。
働いてて、周りにあるのはビルやら何やら。
田舎へ行っても広がるのは田園やら山やらの緑色。


ほんまにほんまにな〜んにもない世界への憧れがあるのかしら。



砂漠。
ず〜っと、砂砂砂砂。
水もない。
影もない。
見渡す限りカッラカラ。
お昼は、日差しand日差し。
太陽に攻撃をくらいながら、ラクダに揺られたり。
変わり映えしない景色をバギーでブロロロロ。

旅の仲間とは、喋る元気もない。
どんなに仲良くても喧嘩しそう。
いや、喧嘩するのさえしんどいか。
とにかく体力温存に精を出す。


たまに出くわす砂嵐なんて恐怖。
身を隠して、嵐が過ぎるのを待つ。
砂に埋もれてそのまま死んでしまうかもしれない。

夜は夜でむっちゃ寒い。
寒さに震えながら、毛布にくるまる。
ブルブルブルブル。


どうやら星空だけが綺麗。
けど、実際見上げる元気さえなさそう。
見上げたとて、すぐ飽きそう。



過酷オブ過酷。
それが荒野。

「死」と隣り合わせの中で繰り広げられるなんやかんや。ずっと日本にいると遠い世界すぎて、砂漠で起こりうることって予測不能。知らないことが多過ぎるから何が起こるかわからんおもろさがある。


荒野の冒険。
自分でやるのは絶対イヤ。
多分すぐ死ぬし、いらんことして周りから嫌われそうやしw。

けど、毎度見るたびに妄想してしまう。


自分やったら生き残るか。
ドラマや映画で繰り広げられる事件をどうやって切り抜けるか。

結局、妄想してしまうくらいに、ボクにとっては非現実的な場所が砂漠であり、荒野なのかな。


・こぼれ話

砂漠の景色って綺麗ですよね。ドラマ「VIVANT」も映像が綺麗。スケールがでかいんですよね。見てて爽快な気分になる。一度でいいから命が保障されている状況下で荒野を彷徨うごっこ的なことをしたい。いや、けどそれではおもろないんか。砂漠の最大の魅力は「死と隣り合わせ」の部分な気もするから。


・最後に一曲


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