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ゲーセンで萎縮する35歳男子の話。
自由律俳句
テーマ "ラウンドワン"
休日、嫁、娘2人と外食ランチの後、家族でプリクラを取る流れになり、ラウンドワンのゲーセンに行きました。
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無事取れて安堵
UFOキャッチャー。ラウンドワンの1階にある。UFOキャッチャーをみるやいなや、長女はキャーキャーいうて騒いでいる。「これ、取れるまで帰れへんやつやん。取れへんかったら、かっこ悪いパパ認定されるやつやん。。。」
嫁はUFOキャッチャーが好きだ。小銭を浪費しては、キャーキャー楽しんでいる。「基本的に取れなくてもいい。ネタを作りに行くねん」と嫁はいう。ボクはといえば、ここぞとばかりに損失回避性が働きまくりの小せえ男だ。我ながらおもしろくない男だなと思う。「お金無駄になるし、やらん方がええやん」と考えてしまう。
けどまぁ、やらないわけにもいかず、下手なりに取れそうなぬいぐるみをトライする。500円くらい消費したところで、次の台にいくか、諦めるか。この日は、1台目のミッキーをあきらめ、2台目のちいかわのぬいぐるみへ。ちいかわのぬいぐるみ、なんと一発で取れた!ほんとラッキーである。よかった。よかった。ドヤ顔の私。長女も喜んでいる。ビギナーズラック万歳。
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この人普段何してんねやろう。
無事、UFOキャッチャーフロアを脱出し、プリクラ機のあるゲームフロアへ。えらいもんで、ボクが知ってるゲームはほとんどない。太鼓の達人が進化したようなゲームやダンレボが進化したようなゲームを見ながら、アホ面でホゲーとなる35歳。
早速、ゲームの達人を見つけた。通称”ゲームむっちゃ上手いけど、普段なにしてるかわからんお兄さん”。彼の周りには、多少のギャラリーができていた。観客がスゲーと眺めてる。彼、すんごい集中してゲームをしている。ゲームのディスプレイには、コンボだのエクセレントだのが炸裂して、キラキラ〜ってなってる。
「・・・ゲームうまいのすごいけど、ほんまこの人、普段何してんねやろう」この感想も昔と何一つ変わらない気がする。「あの人すごかったなぁ〜。けど普段なにしてはる人なんやろうなぁ〜」をテーマにギャラリーの皆さんと一杯飲みたい気分。
何か大会に向けて練習しているの?
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プリクラのカウントダウン苦手
プリクラを撮った回数は数えるほどだし、いまだに勝手がわかっていない。箱に入って、わちゃわちゃしてたら急にカウントダウン。「カメラどこどこ!?」とアタフタしながら写真を撮る。馴れ馴れしい女子高生みたいな天の声が立て続けにポーズを指定してくる。「にゃんにゃんポーズしてね♡」だの「次はうさ耳のポーズだよ♡」だの言われるがまま。ええいままよと、みんなでにゃんにゃんポーズをする我々家族。撮り終えた後、横のブースで落書きをするのだが、流石にそこは嫁と長女に全投げ。落書きを待っている時間、ちょっと前にゃんにゃんポーズやうさ耳ポーズを取っていた自分を俯瞰で想像してしまい、途端に恥ずかしくなる。
目がリカちゃん人形になりました。
プルンプルンの唇になりました。
別人も別人の写真に大爆笑である。
・こぼれ話
ゲーセンで萎縮する35歳男子
子供の頃、ゲーセンで遊んだりしましたが、そこまで慣れ親しんだ場所ではありません。いまだに少し不良というか、怖いイメージがあります。ゲーセンで自分らしく遊べる人って、ちょっと悪い大人に見えて、かっこええなってなります。この感覚、おそらく中学生の頃から変わってないです。というわけで、この歳になっても、私みたいな奴は、ゲーセンの空気にのまれがちといいますか、どうも少し萎縮してしまいます。
人としての器が出るよね
【自由律俳句の過去note】
・最後に一曲
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