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子供のやる気を削ぐのは、いつもオレたちなんだよなぁ。


やってしまった。
もうほんま怒りすぎ。
自分で自分が嫌になる。

仕事終わり帰宅後、カバンをポイっと玄関に置きっぱなしにして、そのまま公園へと直行からの長女4歳自転車特訓しているパパ36歳でございます。


長女4歳が自転車を乗りたい!と言い出したのは、同じクラスのお友達がスイスイ乗ってるのをみたことがきっかけ。公園でバッタリ遭遇したお友達は、自転車を漕ぎ漕ぎ、こちとらストライダー。


長女的に、悔しいと思ったのか、楽しそうと思ったのか、羨ましかったのか。その日を境に、自転車に乗りたいと騒ぎ出した。幸い自転車は、親戚のお下がりをいただいていたので、すぐに練習に取り掛かることができた。


ストライダーも上手に乗れるようになってきたし、バランスも取れてるし、重心も安定してるので、すぐに乗れそうな感がある。そんな長女に期待しつつ、自転車特訓スタートである。


ハンドルを持ちつつ、サドルを持ちつつ、ゆらゆらの自転車を中腰で支えながら「漕げ!漕げ!漕げ!漕げ!」と連呼しつつ、自転車特訓。これがめっちゃしんどい。腰弱な私にとっては、かなりキツい体勢である。


「まずは、漕ぐ感覚を教え込ませてだな。次に、ハンドル操作を教えてだな。あ、倒れ方や止まり方も教えないといけんか、、、」と自分で勝手に正解だと思っている独りよがりな教え方でスパルタに特訓する。


思ったよりも安定しているので、ハンドルの手をぱっと離すと、スッテンとこけかけた長女。危うく倒れかけたことに「なんで手離すの!?」と激怒である。


それ以降、何度手を離そうとしても自分でハンドル操作をやろうとしない。「漕げ漕げ!」と言ってるのに自分で漕ごうとしない。てか、明らかにやる気の低下がみられる。ダラダラ練習してる娘をみてるとこっちもイライラしてくる。


なんで漕がへんねん!💢
漕がな前に進まへんやんけ!💢

とな


平日夕暮れ時の公園になんとまぁ無相応な怒号よ。長女、この言葉でなにかが切れてしまったのか「帰る」と言い出す始末。


あーあ。
やっちまった。


まじ、我ながら「あーあ」である。
今、ここでnoteに書いていると余計に冷静になる。私ときたら、できない部下や後輩に「なんでできひんねん!💢」とブチギレるクソ上司のそれとなんら変わらない。


長女に対して、もっとできるというか、すぐできると勝手に期待してたのか。あるいは、長女に対する過信もあるけど、ある意味、自分が教えたら、長女もすぐできるだろうっていう過信もあったのかもしれない。


自分のスパルタに酔ってるのかしら。子育てに関して、要所要所は、厳しくいく。締めるところ締めるってのは意識してるけど、それにしても怒りすぎ。長女のやる気を削いでるのは、親のオメーだよ。



長女よ。そもそも4歳〜5歳で自転車に乗ろうとチャレンジしてる時点で立派なもんだよ。それを褒めちぎらないオメーの父ちゃんが悪い。

もっと褒めていい。
ちょっとオメーの父ちゃん怒りすぎな。
まじで気にすんな。

あいつ、あんなこと言ってるけど、自転車乗れたん小学校入ってからやし、そもそも外で遊ぶタイプでもなかったし、だからなんていうかマジで気にすんな。

4歳の現時点で、オメーは父ちゃんよりも勝ってるところが多々あるから。



とりあえず、俺よ。

一旦、カルシウム取ろう。
牛乳飲め。

お前に子供のやる気を削ぐ権利はない。
もっと寄り添え。褒めちぎれ。

・・・

けどま、連日の仕事終わり中腰1時間。
それに関しては、お疲れさんやでな。

お前が焦らんでも乗れるようになるから。
長女、乗れるようになるから。

それに自転車に早く乗れたとて、そこまで人生にアドバンテージもないからさ。もっと余裕持って遊べよ。一緒に楽しめ。

まぁ、まぁ、あれだ。
なんていうかあれだわ。
もっとラクにいこう。



・こぼれ話

ほんと久々に凹みましたな。長女、いつになくローテンションで一言「帰る」って言ったときのあの寂しそうな顔が忘れられません。「あ、やっちまった💦」て思いました。反省反省反省でございます。かといって、ちょっとできたからといって褒めちぎったところで、あいつ調子乗りおるからなぁ〜。。。はぁーあ、子育てって難しいもんですな〜

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