頭の中の引き出しや風船やテーブルやザル
ここのところすごく気分が下がっていて、けっこうnoteでもひどい記事を書いているけど、ちょっとだけ上がってきてる。上がってきてるって言っても木くずからやっと煙が上がった程度。まだまだ消えそうなくらいなので、とにかく今はこうやって記事を書いて指を動かしてる。ゆっくりと息をふきかけて火に育ててるの。
何にもしたくないって時は、何もかもが嫌で力がわいてこないように思うけど、実はその裏返しでしたいことが多すぎるからパンクしてしまってるのも知ってる。
どこから何から手を付けていいのかわからないくらいに、全てのことがいっぺんにテーブルに並んでる。次から次に芋ずる式にやりたいことが出てくるというより、すごい量の情報が即座に同時にそこにある。
たくさんの本がテーブルの上にあるのと似ているけれど、ただたくさんの本があるという感じだけではない。ただただ表紙や背表紙が見えてるだけじゃないのよ。それぞれの本を見ただけで1ページ目から最後のページまでもが見えるの。そんな本が何冊も目の前にあるという感じ。
まあ、こんなのパンクするわね。
きっとIQの成績のいいような人は、テーブルじゃなく、たくさんの引き出しを持って生まれてるんじゃないかなと思う。漢方の薬屋さんの引き出しみたいにそれぞれがきちんと分けて収納されていて、それを必要な時だけ引き出して使うんだろう。
私は、全部がそのままむき出しで片付いてないから、全然スマートにはいかないの。
スマートにいかないってだけで、嫌いじゃないけどね。
人によく「話がとぶ」って言われる。
私としてはぜんぜんとんだ気はしてないけど。ただ、賢い人のように必要な引き出しだけを使うんじゃなくて、テーブルにどかんと載って積み上げられてるようなもの全部を使って話してしまうからそうなると思う。だからたまに突拍子もないことを言ってしまうみたい。もしかして今もとびましたか?
人と話しているとその人が脳や心で持ってる引き出しとかテーブルとかザルとかが浮かんできて、それを見るのが面白い。私は正確にはテーブルに本というより、風船のような粒子がたくさん浮いている感じ。私と同じような人は少ないけどいて、そういう人を見つけると嬉しくなる。その人が話す時に見てる記憶の形のようなものがわかるから。イメージを視覚的に見てるのに近くて、それを見ながら言葉にしてるのがわかる。
ここまでとりとめもなく書いてきたけど、まだくすぶってるな。火が起こらないや。焦り、やる気、希望、絶望、色んな気持ちが一気にきて、疲れてきた。ちょっと欲張ったかな。
眠気がやってきてドブに近づく。意欲と一緒に今日もドブに沈もうか。
火なんてまたそのうち起こせるでしょ。
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