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【悲報】バイト面接また落ちました

一人暮らしの大学生で自分ほどバイトをしていない人間がいるだろうか、いやいない。都会は求人がたくさんあって好きなバイトが選べると思っていたのに、自分が住んでいるところはバイト激戦区だったらしい。大学に近いために大学生がたくさん住んでいて、バイトを探す大学生もたくさんいる。

トラウマがあって飲食店でのアルバイトは絶対にしたくないと思って避けてきたけれど、いよいよ飲食店でないと雇ってもらえないような気がしてきた。飲食店とか、介護とか、コンビニとか、いつも人手が足りていないところ。

バイトの面接を受け続けているが連敗記録を更新している。バイトを探し始めてもう2か月が経つというのにまったく採用されない。ここまで落ち続けると、もともと高くない自己肯定感も地に落ちる。自分は誰にも必要とされていないというような気までしてくる。実際そうなのかもしれないが。

お金がほしくてアルバイトを探しているのに、バイトの面接を受けるための交通費や、履歴書代や、証明写真代でお金が消えていく。履歴書をもう何枚書いたかわからない。どうしたって食費や交通費、家賃や電気代がかかるのに収入はメルカリぐらいだ。(めちゃくちゃに少ない)

もはや人間不信になりそうまでもある。面接ですごく食い気味に自分のことを聴いたり、楽しくお話してくれたり、採用後のことを詳細に言ってくれたり、「これ手ごたえあったわ」と思ってときでも容赦なく不採用。え、あの面接なんだったの?絶望を経験しすぎて慣れてしまった。もはやどこも不採用前提で面接に行くようになってしまった。こんな心構えがいけないのだろうが・・・。

私が最近受けた面接のなかでは、本屋さんで一番働きたかった。少し家から遠かったし、交通費もでないと言われたけれど本屋さんで働くことに憧れがあった。本が好きだとアピールしたし、シフトもたくさん入れますと言って、店長との話は盛り上がった。今度こそ採用だと思った。

ある日郵便受けに茶色の封筒。嫌な予感がした。部屋に入ってすぐに開けると、私が本屋さんの面接で提出した履歴書と不採用通知。紙をぐしゃぐしゃに丸めてごみ箱に捨てるぐらいには情緒が不安定だった。

大学生の長い夏休み、サークル漬けではあるけれど数少ない友達と遊ぶ約束だってしている。遠出もする予定だし、帰省もしたいし、おいしいご飯も食べたい。そのためにお金が必要。私はどうしても7月中にアルバイトを決めなければならない。とても焦っている。

今は短期でも稼げる仕事を中心に探している。もうなんでもいいから働かせてくれ。いや、ほんとは、飲食店は嫌だけれど・・・。私のアルバイト探しはまだ続く。

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