双極性障害(躁鬱病)回復のヒント★随時バージョンアップします★2022.08.22更新

自分が双極性障害(躁鬱病)なんて思ってもいなかった1年前。。。。

1年の中で、半年の間はものすごく人生が絶好調で
残りの半年はズドーンと落ち込むということを3年ほど繰り返していました。

自分が変われば、自分が成長すれば、自分が認められれば、お金を稼げれば
人生はずっと絶好調になると信じていました。

そのために、自己啓発を学んだり、速読を学んでインプットの量を早めようとしたり、心理学を学んだり、スピリチュアルを学んだり
新しいビジネス始めたりしていました。

ある出会いが、自分と向き合うことが必要と
気づかせていただけるきっかけでした。

2021年9月にカウンセリングで自分が双極性障害と初めて知って
自分と向き合うことをスタートさせました。

現在(2022年8月22日)はまだ回復の途中でありますが、
自分がどうしてこの病気になってしまっているのか?

原因も明確になり、
回復するためにどうしていけばいいかということも少しづつ見えてきたので
同じように双極性障害(躁鬱病)で悩んでいる人のために
少しでも参考になればと思っています。

双極性障害や鬱病になる原因とは?

私たちは、産まれて両親に育てて頂きます。
赤ちゃんの時は、両親という絶対的な存在に守ってもらいながら生きていきます。
非常に弱い存在である赤ちゃんは親の力がなければ、ご飯、排泄もできません。
そういった関係であるから、自分にとって親は非常に大切な存在になります。

だから、両親はどんな両親であろうと、信じたいし、大切にしたいと思うわけです。

たとえ、暴力的でも、怒りやすくても、かけがえのない存在なんです。

幼少期の心の傷が各種依存症(アルコール依存など)や気分障害(躁鬱病など)を起こしている

私は、比較的フツーの家に生まれ育ったので自分で自覚はありませんでしたが、躁鬱病の原因は幼少期に抱いた心の傷が原因の可能性が多くあります。

先ほど、お伝えしたように赤ちゃんの頃や3歳、4歳、5歳の頃の私たちは親の力がなくては、生きていけません。

絶対的な存在である親に愛されるにはどうすればいいかと考えてしまうわけです。

愛されるためにはどうすればいいかと幼い子供なりに答えをだして、親にとって良い子であろうとします。

例えば、、、、

  • 学校のテストで良い点をとっていれば親が褒めてくれる。褒めてもらえる自分はOK、褒められない自分はNG。

  • 親の迷惑になることは言わないようにする。手のかからない子でいよう!自分の言いたいことを言わなければ親の機嫌が良くなる。だから言いたいことを言わない。

親のために生きていることが心の傷をつくる

親の顔色を伺って生きることで、親からは愛されます。

しかし、それは条件付きの愛なのです。

テストの成績がいい時は愛される。
でも、おもった点数が取れなければ愛されない

わがまま言う子は愛されない。
物分かりのいい子は愛される。

親が認めてくれる自分しか愛されないと錯覚を起こしてしまうのです。

そういった偏った愛情をもらうことで
自分の考え方(思考)が歪んでものごとを捉えるようになってしまうのです。

白黒思考、べき論が自分の生きづらさを生み出す

親に愛されるために、いきついた考え方が強化されてしまい
白黒思考やべき論という極端な思考方法が癖づいてしまいます。

先ほどの例であれば
テストの点は100点であるべき

90点も95点も意味がない。

100点取らなければいけない。100点取れない自分は、親に誉めれもらえないし、ダメな自分だ。

と考えてしまうのです。

親が認めてくれたこと、褒めてくれたことをすれば
愛されると思って、いろんな白黒思考やベキ論をつくって
自分が親から愛されるように必死に私たちは努力してきたんです。

そして、白黒思考、べき論がたくさんできて
その全てを達成しない自分はダメだと自分を認められなくなってしまっていくのです。

大人になって
いい大学を出て
有名企業に就職して
就職先でも出世頭になって
綺麗な若い奥さんをもらって
礼儀正しくて
誰からも批判されなくて
完璧な人になるべき

いろんなべき論が絡まってしまい
達成できない目標を自分に課してしまいます。

生きづらさの正体は?

自分が正しいと思って身につけてきたべき論
親に愛してもらえる、喜んでもらえると思って身につけてきたべき論

実は、どんな自分でも愛してくれる両親、環境があれば
どんな自分でも素敵だよねと思えたことでしょう!

しかし、条件付けの愛をもらって育ったので
いろんなべき論があるので
たくさんのルールも守ったり
たくさんの目標を達成していないといけない状況を作ってしまったのです。

自分が作るルールで自分が生きづらくなってしまっている

そして、各種依存症や気分障害を発生してしまっているのです。

このルールを取り除いて
どんな自分でも素敵だねと思えた時に自分の生きづらさは消えていきます。

双極性障害(躁鬱病)の回復の道のり

双極性障害を回復させるために大事なことは、根本的な原因を解決していくことになります。

薬を摂取して、精神を安定させることは時には必要かもしれません。
太陽を浴びてセロトニンを作ることも大切かもしれません。

ただ、根本原因の解決にはならないので
一時的な回復にしかならないケースが多いと考えています。

双極性障害や鬱病を回復するために一番大事なこと

自分が愛されていると実感することです。
それは、両親ではなく自分がどんな自分でも受け入れて
愛していくことが大切になります。

仕事ができない自分
鬱病で全くうごけない自分
自分勝手な自分
セコい自分
約束を守れない自分

いろんな自分がいると思いますが
全てを受容して愛することが大切になってきます。

どんな自分も愛する時に壁となってくることとは?

自分自身がどんな自分も受容して
愛せるようになるというのは、非常に難しいことです。

私自身が1年間かけて自分と向き合っている中で
まだまだそんな境地にはいけないというのが正直なところです。

やっと、自分が自分を受容すること、愛せることが大切なんだと気づけた段階です。

自分自身が1年間を通じて、どういったことが壁だったか、そしてこの後どのような壁が待っているかをお伝えしていきたいと思います。

双極性障害や鬱病の方の特徴について

双極性障害や鬱病の方の特徴で、自分を否定的に捉えるという癖が身についてしまっています。

ご自身で認識されていなくても、大半の方は自己否定をしてしまっている状態です。

自分を否定してしまっている状態から
どんな自分でも愛せる状態への道のりは180度真反対の状態を目指すようなものです。

だから、非常に大変です。
自分の課題を順序よく行っていくことで双極性障害や鬱病の状態が回復に向かっていきます。

双極性障害や鬱病の回復で行っていくこと

ゆっくり体と心を休めるフェーズ

  • 疲れた体に気づく

  • 心が疲れていたことに気づく

  • 体と心を休める

自分を知るフェーズ

多くの方は病気を回復させたいと思って、行動に起こしたがるんですが
実は自分のことを理解していないことがこの病気を引き起こしている原因でもあるのです。

自分ではなく他人の目や親の目を気にしてしまっているために
自分のことが分かっていない、自分で自分のことを蔑ろにしてしまっていることが多くあります。

まずは、自分はどんな考え方をしているのか?思考のチェックをしたり、
自分の心はどんな状態かを感じることが大切です。

自分の思考と心はどういった状態にあるのか?
現状把握をして、その状態をより良い状態(調和)に向けてどうすればいいかの回復の作業を進めていくことになります。
適切な自己の状態把握が大切になってきます。

  • べき論(白黒思考)チェック

  • 主観妄想のチェック

  • 自分の抱えるマイナス感情に気づく

  • 現在の人間関係チェック

  • 自分との関係をチェック

  • 他人軸チェック

  • 他者比較をしている自分に気づく

  • 目標設定がものすごく高いことに気づく

自分を受容するフェーズ

  • 自己否定を和らげる

  • 自己受容する

  • 自分の存在を認める

心・思考を書き換えていくフェーズ

  • べき論を和らげる

  • 人を本質の意味で信頼できるようになる

  • インナーチャイルドワーク

  • 自分軸を作っていく

最後までお読み頂き、ありがとうございます。
双極性障害や鬱病の回復で行っていくことに関しての詳細はリクエストがありましたら、執筆を自分の回復内容と合わせて具体的に行っていきたいと考えています。

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