【私の音語り】和製パンクレジェンド逝く
平成から令和の時代になりました。
世の中は「ゆく年くる年」モード。考えたら昭和から平成の時は昭和天皇の喪に服していたので、冬の寒さと相まって、沈んだ時代の変遷でしたが。
今回は譲位ということと、GWと日本で一番気候のいい時期なのもあり、明るい移り変わりになりました。
そんな中、朝起きてネットのニュースで一番最初に目についたのが「遠藤ミチロウさん逝去」の報。昨年から闘病されていましたが、まさか・・・とポッカリ穴が空いたような気持ちになりました。
ミチロウさんは私くらいの世代のRockファンなら「インディーズ界のゴッドファーザー」として知られています。
本人もともとフォークシンガーだったのが、70年代のパンクムーブメントに乗って過激なパフォーマンスで知られるようになり、和製パンクロックのカリスマになりました。
私は高校時代に友人から教えてもらって聴くようになりました。
当時The Beatlesばかり聞いていた私を自分が好きな本田恭章さんのライブに引っ張っていった人で、当時彼女がハマっていたのが「スネークマンショー」と「ザ・スターリン」でした。
そんでいつも口ずさんでいたのがこの曲。「STOP JAP」の前に出たミニアルバムで持ってはったのです。
コルホーズの玉ねぎ畑
まだレコードが全盛の時代で、インディーズどころかバンド系のアーティストの音源がなかなレコード屋に置いてなかったのですが、1983年くらいからスターリンのレコードを見かけるようになりました。
そのくらいからジワジワとバンドブーム前夜な空気感が来てましたね。「パンク御三家」や「ナゴムレーベル」が知られるようになった頃。
で、洋楽がMTV全盛期で、当時の歌番組「夜のヒットスタジオ」に洋楽アーティストが多数出演してました。
そんな中ミチロウさんがこの曲で出演したのを観て、びっくりした記憶があります。覚えてる人いてるかな?
仰げば尊し
逝去されたのは4月25日だった(尾崎と一緒やん)のですが、発表が令和の初日で、ある意味インパクトを与えたよなあと思いました。
メジャーアルバムの1曲目を聴きながらあの頃を懐かしみます。
ロマンチスト(LIVE)
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