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大学のドナー休暇制度導入への取り組み

こんにちは!
ユースアンバサダーの風呂真奈美です。
今年度私が大学内で取り組んだ活動について、ご報告させていただきます。

①大学へドナー公欠制度導入の提案

私が現在通っている慶應義塾大学の学事課長の方に、ドナー公欠制度導入の提案をおこないました。骨髄バンクの現状と制度の必要性、他大学における公欠制度情報等を提示しながら、慶應での導入を検討していただきました。

実際に提案してみて、この制度を導入するにあたって生じる問題などが明確になったので、今後も実現に向けて働きかけを続けていく予定です。


⭐️ドナー公欠制度とは、ドナー登録をした学生が実際にドナーに選ばれ、検査や骨髄提供で授業を休む際に「公欠扱い」とする制度のことです。

ドナーに選ばれても「都合がつかない」という理由で提供を辞退してしまうケースも多いという現状があります。ドナーになると、通院や入院など平均して計10日間ほどを要するからです。

この制度があれば、授業の出席や試験などの学業面の負担を負うことなく、提供できるようになり、精神的負担の軽減にもつながります。

また、大学にドナー公欠制度があるということをシラバスやHPなどに掲載すること自体が、大学生という「若年層」に骨髄バンクを知ってもらう良い機会にもなります。特に必要とされている、若年層のドナー登録者を増やすのにも効果的だと考えています。

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②骨髄バンク啓発学生団体「つなぐ」の立ち上げ

大学内での骨髄バンク普及活動を、より長期的に進めていきたいという想いから、学生団体「つなぐ」を発足!骨髄ドナーは命をつなぐボランティアと言われていることから命名しました😀

私たちの活動そのものをPRし、若者に骨髄バンクについて知ってもらうことを目的としてSNSの運用も開始しました。

Instagram→@tsunagu_bonemarrow

Twitter→@keiotsunagu

↑よかったら覗いてみてください😀


③キャンパスへの冊子&ポスター設置

大学の方に許可を頂き、キャンパスに日本骨髄バンクの冊子や漫画、ポスターを設置しました。

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④学術交流大会への参加

慶應SFC学会が主催している学術交流大会に参加し、骨髄バンクの現状の問題や、上記にあるような学内での取り組みについて発表しました。(奨励賞をいただきました〜!)

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来年度も、ユースアンバサダーでの活動に加えて、大学内外でも積極的に骨髄バンクに関する活動に取り組んでいこうと思います!

今後ともよろしくお願いします!