見出し画像

孤高のマシン/pomera DM200



思考も生活もシンプルでありたいと思っています。
好きなモノも関心のある事柄もたくさんあるけど、世の中に怪しく飛び交う自分にとって不要な情報には心を乱されたくないし、要らないモノはできるだけ排除してすっきりと生きていきたい。僕が文章を書くのも、自分とまっすぐ向き合うために、心の中をきちんと整えたいからで、少しずつ心の深いところへ潜りながら、今表現したいことを自問し、それを言葉にして形作っているつもりです。(まだまだ思うようには書けませんが)

そんなわけで僕が文章を書くときには、自分自身の中身と、書くことそのものに集中したくて、PCはあえて避けワープロ専用機を使っています。KING JIMさんのポメラDM200です。

何しろこのIoTの時代に、ネットには一切つながらないから余計な情報には惑わされることなく、自分の好みを変に勘ぐられることもないわけで、この潔さがたまらなく美しい。文章作成に特化するため、あらゆる余計な機能を削ぎ落とした筋肉質な製品コンセプトも魅力です。立ち姿がすっとしていて、存在目的だけのためにあり続ける佇まいは、まるで侍のようで惚れ惚れとします。

電源を入れるとすぐ入力できるので、思いついたその時を逃がさないし、サイズもコンパクトで使用場所をあまり選びません。機能の割には少々お高いような気もしますが、この製品の有り様にはKING JIMさんの心意気と気高い誇りを感じてしまいます。

なんだか褒めちぎってしまいましたが、この手の単機能製品はきっと合う人と合わない人がいるでしょうね。PCやタブレットでなんでもできた方がよりシンプルでしょっていう考え方もあるかと思います。

まあ最後は人それぞれなんですけど、僕はこのポメラが好きで、これからもなくてはならない大切な相棒なのだと思っています。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?