見出し画像

[2] Joe Rogan Speaks(ジョー・ローガンはかく語りき): ニール・ヤング騒動

押しも押されぬ全米人気ナンバーワンのポッドキャスター、ジョー・ローガン。そのユニークな人柄や自由な考え方、そして彼を取り巻く騒動の数々については、前回の記事で紹介した。


ニール・ヤングがSpotifyに「偽情報(ジョー・ローガンの番組)の配信を止めるか、自分の楽曲の配信を止めるか選べ」と迫り、同社がヤングの曲の配信を取りやめていた、いわばニール・ヤング騒動を受けて、先日、ローガン本人が10分間に渡るメッセージ動画を公開した。

フリー・スピーチ、ビッグテック企業における検閲のあり方、コロナ禍でメディアや専門家主導のナラティヴはどう変化してきたか、そして情報空間に政府が介入することの是非について、言論ジャイアントのジョー・ローガンがまた、米国民に問いかけている。

今記事では、事件の経緯、世間の反応と共に、ローガンの声明全文を日本語に訳した。


ここから先は

12,563字 / 5画像
この記事のみ ¥ 300

記事を読んでいただきありがとうございます。サポートや感想が執筆のモチベーションになっております。またお気に入りの記事をSNSでシェアして下されば幸いです。