壁を作ってるのは誰?
昨年からお家時間も増えたこともあり、テレビだけではなく定額制動画配信サービスを利用している人が多いと思う。
ご多分にもれず僕もNetflixユーザーで主にアメリカの捜査系ドラマをみては
寝不足な日々を過ごしています。
特にMetalist, Criminal Minds, Blacklistとあげるときりがないですね。
今回はアメリカドラマの話ではなく、昨年ぐらいから思っている疑問、
アメリカのBET(Black Entertainment Television)みたいなデフ向けのチャンネルが今後できるか?ってか作りたい!
に関して思う事を書きたいと思います。
※最初に言っておきますが、あくまでも僕個人の考えである事をあらかじめご了承ください。
マイノリティorマジョリティ 壁を作ったのはどっち?
僕はハーフです。母が日本人で父がアフリカ系アメリカ人。幼少期は日本人からもアメリカ人からも心無いことを言われた記憶があります。
マイノリティである事が嫌だと思った事もありますが、だからと言ってその事実は変えられる事ではなく、受け入れて楽しんむようになって生きるのが楽になりました。
詳細はこちらに少し書いてます。
マイノリティだからと言ってマジョリティより下ではないし、彼らにお伺いを立てる必要も無いと思う。彼らに寄り添うこともなく、共存していけばいい。
僕たちハーフはMissユニバースとか、日本を代表するミスコンなどには出てはいけないと暗黙の了解で思っていた節がある・あった。
※あくまでも僕の周りにいるハーフ仲間と話した時の見解です。
それは自分たちマイノリティが目立つことでマジョリティに反感を買うと生きづらくなるからだと思う。
しかし、実際はそうではなかったのかもしれない。宮本エリアナさんが日本代表になった時にハーフ仲間とやっぱり下の世代は考え方が違うって話になったのを覚えている。
もしかして壁を作っていたのはマイノリティ側?と最近思う。
アウトプットが自由なこの時代だからこそ
冒頭でデフ向けのチャンネルが少ないと書いたが、書きながら念のために調べたら、意外とあった。笑
以前、調べた時は少なくてどうした事か思って書き始めたのだ、、、、。
とはいえ、まだエンターテイメント性でいったら少ないのは間違いない。
それにデフから聞こえる人に対してのチャンネルが多い気がする。手話を教えたり、どんな事でデフが困るか。それが悪いと言ってる訳では無いし、もっとたくさんの人にそれらの動画をみて、現状をしり興味を持ってほしい。
しかし、もうすこしデフのデフ向けの動画なども増えていいのでは無いだろうか?ちょっと(かなり?)状況は違うが、骨髄損傷の人の動画みていると実際事故などで急に車椅子生活になり、知らないことばかりで情報がなかったから自分で情報を発信するようにしたって人が多い。
彼女は比較的、赤裸々にいろいろな情報を発信していて、
”ヘ〜そうなんだ”って思う事が多い。それにいろんな事にチャレンジをしていて、みていて気持ちがいい。
なぜ、僕がデフのデフに向けた情報配信が必要(大きなお世話かもしれないが)だと思うかは僕の経験からきている。
僕の父はアフリカ系アメリカ人、通っていた米軍基地内の学校も小さかったこともあり同じルーツを持つ人はそんなに多くなかった。
そんな時にアメリカの祖母から送られてくるBETのドラマ録画したビデオターブを見るのが楽しみだった。食べ物や習慣がいっぱん的なアメリカドラマとは違い、そこからいろいろと学ぶことができたし、自分のルーツも理解することができた。一般的にはセンシティブな話題も当事者だからストレートな表現をしていて、合点が行くことが多かった。
その経験から、もっと自分に近いアイデンティティの人のことを知るのもいいのではと思う。それがいい風に働くか否かは難しいが取りに行こうと思えばいつでも情報があるのは大事だと思う。
Netflix
ここのマーケティングはさすがだなって思う。テレビと被らないでかつニッチだがマーケットは確実にある分野に手を出すのが早い。
昨年10月からアメリカにあるデフ総合大学ガローデット大学を舞台にしたリアリティ恋愛番組『Deaf U』の配信が始まった。
内容は大学内の恋愛やデフの文化や様々である。
補聴器があれば手話ないしで会話ができる人、人工内耳の人やデフファミリー育ちの人、デフとひとくくりにできない様々なアイデンティティの差やジレンマが上手に表現されている。
さすがにDeaf Uみたいな番組を日本でっとは考えていないが、全編手話のショート恋愛ドラマとかを撮ってみたいな。デフの脚本家にお願いして、リアルなやつ。
Deaf Uでもイチャイチャするのが難しいって話がある、聞こえる人は話ながらイチャイチャできるけど、私たちは手話で会話してイチャイチャして、また会話してって下りがあるがあれは当事者じゃ無いと気がつかないかも。少なくても、僕は気がつかなかった。笑
僕は当事者ではない、だから見当違いなことを言ってるかもしれない。
でも、これを読んでなんでもいいから”何か”を感じてもらえたら幸いです。
最後まで読んでいただいて、ありがとうございます。
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