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「なりたい姿」とは、現状とのギャップを埋める作業の積み重ね。


「将来の夢は?」
「数年後に何をしていたい?」
「どんな自分が理想的?」

こういった質問に共通する「なりたい姿」に辿り着くためにすることは、表題の通り”現状とのギャップを埋める作業の積み重ね”である。

まとめから先に記載する。

[なりたい姿になるためには…]
①自分が目指す「理想像」を描く
②自分が置かれている「現状」を把握する
③現状から理想像までの道のりを洗い出す
④道のりの中で定期的なゴールを設定する
⑤ゴールに向けてひたすら行動する

合わせて解説をしていく。


①自分が目指す「理想像」を描く

質問
「あなたは将来、どんな自分になっていたいですか?」
「どんな自分が、カッコいいと思ますか?」
「その理想像には、誰かモデルが存在しますか?」

こんな質問を、自分自身に問いかけてみると良い。

出てくる答えは、最初は漠然としていても良い。

僕も一番最初は「理想ってなんだ…?」と苦労した。

そんな中ではあったけど、モデルから探したらすんなりと出てきた。

モデルは二次元でも三次元でも良い。

スポーツをしている人は、プロの選手の名前が浮かぶかもしれない。

それは俳優かもしれないし、アイドルかもしれない。

それはアニメのキャラクターや、ドラマや映画の主人公かもしれない。

途中で変わっても良いから、まずは登るための山を定義することから始めることだ。


②自分が置かれている「現状」を把握する


これはいわゆる「自己認知」「自己理解」「自己分析」とも言える。

解説
自己認知:自分のことを、深く知っていくこと
自己理解:深く知った上で、説明できるぐらいまで理解していくこと
自己分析:理解をした上で、どうしていくか?を考えること

僕らは意外にも、自分自身のことをよく知らない

「喜怒哀楽」という言葉があるが、どういった場面で喜んで、どういった場面で悲しくなるのか__こういったことを、自分自身は知らなくて、身近な人は知っている…ということが、僕らには多くある。

ジョハリの窓という心理学的な考え方もあるほどである。

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※ポテンシャライズ様より

見つけるための方法は、人に聞くでも良いし、自分自身に質問をしてみると良い。

「なぜ、そう思うのか?」
「なぜ、その行動をしたのか?」

こういったことをつきつめていくと、深層心理にある本当の自分に近づくことができる。

深層心理に近づくステップを繰り返しながら現状を把握していくと、

「〇〇はできる」
「〇〇はできない」
「〇〇は得意」
「〇〇は苦手」
「〇〇は嫌い」
「〇〇は好き」

上記のような現状を言葉でも発することができるようになる。

③現状から理想像までの道のりを洗い出す


現状を把握することができたら、理想の姿までどれぐらいの道のりがあるのか?を知ることが大切。

_それは東京からディズニーランドまでの距離かもしれない。
_それは東京から大阪までの距離かもしれない。
_それは東京からロサンゼルスまでの距離かもしれない。

距離は平坦だけではない。

目的地付近に辿り着いたとしても、そこから先の山頂までは平坦以上の起伏がある可能性もある。

近所に行く程度の道のりなら軽装でも良いけど、山登りや海を越えるとなるとそれなりの装備が必要だ。

そのため現状から理想に進むための準備として、まず最初に行うことは地図を作ることとなる。

まとめる。

この段階で準備する必要があるのは「現状から理想までの地図」「辿り着くまでに使用する装備」だ。

地図がないと、どの道で進んだら良いのかわからなくなる。

装備がないと、険しい道を歩き続けることができない。


④道のりの中で定期的なゴールを設定する


目指す先の道のりが長い場合、途中で挫けてしまいがちである。

新宿から新幹線で大阪に行くためには、電車で品川や東京に向かい、新幹線に乗り換える必要がある。

ヨーロッパに行くためには、途中いくつかの空港を経由する必要がある。

こうした乗り換えポイントと言っても良い細かいゴール設定を決めると、目的地には辿り着きやすくなる。

スポーツであれば、大会に出場する→2回戦まで進む→ベスト4になる→優勝するなどとステップを決めやすい。

ビジネスであれば、商品を作る→広告をかける→営業する→売れるといったようなステップだ。

これを細かく、明確にすればするほど、具体的に行動をする際に迷いなく進むことができる。

それにゴールについては、全部が全部走るものでもない。

それぞれのポイントごとに休憩所を置くのも大事。

休憩所を一時的なゴールと設定しても良いのである。

結果を出すことばかりがすべてではない。

継続していくことが大事ということを、覚えておきたい。


⑤ゴールに向けてひたすら行動する


あれこれ述べてはいるけど、一番大事なのは行動につきる。

どんな些細なことでも良い。

頭の中に置いておくだけでなく、必ず何かしらの行動を起こすこと。

行動を継続していくことが、積み重ねとなっていき、結果として現れてくるようになる。

結局のところ、成功も失敗もすべて自分が握っている。

「なりたい姿」に向かって愚直に努力をすることができるか?

努力には、言葉だけでなく行動も伴っているか?

継続できるだけで、とてつもない財産になっていく。


まとめ


[なりたい姿になるためには…]
①自分が目指す「理想像」を描く
②自分が置かれている「現状」を把握する
③現状から理想像までの道のりを洗い出す
④道のりの中で定期的なゴールを設定する
⑤ゴールに向けてひたすら行動する

現状とのギャップを埋めるこの流れを続けていくのがポイント。

この記事を読むこと自体も簡単ではあるけど、100人が読んでも実際に実行に移せる人は10人もいないだろうと思う。

そして継続ができる人は、実行した10人の中でも1人いるかいないかだろう。

100人いて、1人しかたどり着かない場所に、自分が辿り着いてみたくない?

僕も含めではあるけど、辿り着きたいな。

そう思いながら、今日も記事を書いている。

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