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詩集・現代詩文庫・詩誌の感想

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好きな詩集の感想を書いていきます。
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#現代詩文庫

必読「現代詩文庫・高橋順子 詩集」

必読「現代詩文庫・高橋順子 詩集」

『感想』

目に見えない秩序は崩れて初めて秩序だったことを知る。私たちはどれほどの秩序を築きあげて暮らしているのか。淡々と交わされる会話。会話文の連続に時間的な繋がりはなく、何らかの認識によって私たちは理解ができるようになっている。息苦しさも何もなかったことと同じ。裂け目がやってくるのは目が向いてる方向からなのだろうか。

今回の詩「湯飲み茶碗」

感謝感謝。

必読「現代詩文庫・続続・吉原幸子 詩集」

必読「現代詩文庫・続続・吉原幸子 詩集」

今回は現代詩文庫「続続・吉原幸子詩集」より『路線』の感想を書いてみました。

とても好きな詩です。当たり前の光景、よくある光景をまるで違ったように見せてくれる、気がつかせてくれる詩だと思います。

詩の構成もお手本のように綺麗。今日、自分の生活でも何か一つ、こんな発想が日常のなかから見つかれば良いと思います。

感想詳細メモ↓

必読「現代詩文庫・松下育男 詩集」

必読「現代詩文庫・松下育男 詩集」

今回は現代詩文庫「松下育男 詩集」より『歯止め』の感想を書いてみました。

やっぱり詩の横浜教室のメンバーとして、まず初回はこの方ですね。

改めて気がついたのですが、もしかして「歯止め」=「改行」ということはないでしょうか。改行があるから感情表現などができる。「改行」の果たす役割が暗に語られている、はちょっとこじつけが過ぎるかもしれませんね。

感想のポイント
・改行が表現しているもの
・まずは

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