「旧・統一教会」と「昭和歌謡曲の傑作」。桜田淳子「リップスティック」

桜田淳子、最末期の傑作・ディスコ歌謡。

作詞:松本隆
作曲:筒美京平
編曲:筒美京平

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やはり、京平さん自らが編曲を担当すると、グッとクオリティが高くなる。
リズムは1978年当時流行っていたディスコサウンド。
女性コーラスの使い方が見事。
シンガーズ・スリーであろうか?


松本隆の歌詞は、「口紅」という小道具が実に巧みに使われている。
ユーミンさながらに、口紅でドアに文字を書いてしまうのは、
松本隆世代の癖なのだろうか。
歌詞中に「山手線」が登場するが「やまのてせん」ではなく、1971年3月6日以前の呼称である「やまてせん」と歌われている。

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桜田淳子が「ザ・ベストテン」に出演したのは、この曲が最後である。

このあと彼女は、統一教会の魔の手にはまってしまうのである。

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ちなみに私はこの曲は「カネボウ」か「資生堂」のCMソングだとばかり
思っていた。口紅のCMだとばかりだとばかり・・・。

当時は、ヒット曲のほとんどが、CMから誕生していた。

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