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ジョン・ランディス監督「ブルース・ブラザース」を鑑賞する。

学生時代、劇場で観て、大笑いした傑作コメディ。ジョン・ベルーシ、もっと長生きしてくれたらなぁ、とゴマメの歯ぎしりです。

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圧巻は何といってもラストの壮大(壮絶?)なカーチェイスです。
CGのない時代のこのカーチェイスシーン、現在のCG技術をもってしても絶対映像化不可能でしょう。
ある意味、当時のハリウッドの底力を見せつけられます。

現在は、CG技術が発達していて、我々に様々なな世界、映像を観させてくれますが、どこかで観たようなものばかりになってしまったのも事実です。
結局、MARVELやDCのような映画ばかりが流行り、またカーチェイスのシーンは暗いところばかりで誤魔化すことが普通になってしまいました。

時代の流れで仕方ないと言えば仕方ないのですが、こういう映画を観てしまうとやはり昔は良かった、となってしまいますね。

出演しているミュージシャンも超豪華、ジェームズ・ブラウン、アレサ・フランクリン、レイ・チャールズなどなど。
そしてなんと、キャリー・フィッシャーにツィッギー、ラストちょい役でスティーブン・スピルバーグ(笑)まで出演しています。

恐らく、もう二度と観られないと思われるカーチェイス、絶対一度は観ておきたい映画です。

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本当に最高の映画です。
特にどんな映画か把握せずに有名アーティストもレイチャールズくらいしか顔がわからなかった(後で教会の神父がJBだったと知ってびっくり)のですが、それでも最高に楽しめました。
所々に散りばめられているギャグ要素、兄弟のキャラクター、音楽の楽しさ。普通の映画だとツッコミどころがあったら気になったりするもんですが、この映画はツッコミどころしかないのでなるほどこういう映画だと逆にスッキリします。悩みでクヨクヨしてる、そんな気持ちを吹き飛ばしてくれるような、そんな魔法を持った映画だと思います。

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とにかく、ハチャメチャ。ラストの「監獄ロック」まで、ノンストップで突っ走る痛快な傑作です。未見の方は、ぜひ!

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