高倉健が、黒澤明監督「乱」のオファーを断った理由とは・・・。
黒澤明「乱」。
高倉健がオファーを断った理由・・・。
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島：それから、黒澤監督が起用を熱望しながら、幻に終わったのが高倉健さん。次郎の家臣・鉄修理役をオファーしたけれど、実現しなかったそうですね。
黒澤：時効だから初めて言うけど、ある日、健さん本人から事務所に電話がありました。「とてもじゃないけど、このギャラじゃ出られません」って。
聞けば、こちらが提示したギャラの数分の1の値段で、健さんのもとにオファーが届いていたらしい。仲介に入った人が中抜きをしようとしていたんだな。責任感の強い健さんのこと、いくら黒澤作品とはいえ、自分が低いギャラを飲めば後輩たちにも示しがつかないと思ったんでしょうね。
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黒澤明の映画に出演した高倉健の勇姿・・・観たかった。
中抜きしようとした奴に、月に代わってお仕置きしてやりたい。
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