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松本零士というと、「戦記マンガ」も有名です。とくに、短編の戦記マンガ。おすすめ作品をご紹介します。

松本先生の「戦場まんがシリーズ」は、戦争の愚かさを描くと同時に、そのメカ(戦闘機とか戦車などの兵器)の緻密さ、カッコよさが特徴といえます。

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松本さんの戦場まんがの数々。


「戦場まんがシリーズ」と呼ぶ場合、本来は小学館の『週刊少年サンデー』に不定期連載されたものを指す。少年サンデーコミックスには、『ビッグコミックオリジナル』掲載の「ザ・コクピット」シリーズや、過去に『プレイコミック』や『COM』に掲載された短編も収載されているが、それらもまとめて「戦場まんが」と名付けている。(単行本の背に「戦場まんが」と表記されたのは、第二集『鉄の墓標』からで、『スタンレーの魔女』初版にはなく、重版分から追記された)実際には「わが青春のアルカディア」以降の単行本の作品は、ほとんどザ・コクピットシリーズである。また、「戦場まんがシリーズ」作品も、後年「ザ・コクピット」のタイトルでまとめられた単行本に収載されたりしており、更には他の雑誌等で発表された第二次大戦ものを含めて、現在では「ザ・コクピットシリーズ」という形でくくられることが多く、初出による厳密な区別はほとんどされていない。
「ザ・コクピットシリーズ」として発表された作品は、掲載が青年誌(ビッグコミックオリジナル)であり、性描写がたびたび登場する。単行本は「少年サンデーコミックス」として出されているため、収載にあたっては当該部分の多くは改稿あるいは修正されており、現在も修正後のままのものが流通している。 また、「戦場まんがシリーズ」作品にも理由は不明ながら、「スタンレーの魔女」のようにページごと描き直されているものがある。
娯楽性やドラマ性を優先して、兵器の考証面には史実と多くの差異がある。これは初期作品は日本で入手できる資料が少ないころに執筆され、後期の「ザ・コクピットシリーズ」は作品オリジナルの「試作兵器」が多いためでもある。

ウィキペディアより引用

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とくにオススメは、「零距離射撃88」「スタンレーの魔女」などでしょうか。

スタンレーの魔女


ドイツ兵が逃亡したあとに残されたドイツ軍の「88ミリ砲」を見つけた日本兵たちは・・・。意外がラストが。

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⇑ 「戦場まんがシリーズ」の一部は、アニメになっています。上は「鉄の竜騎兵」泣けます。


⇑ アニメの第二弾。「音速雷撃隊」。神風特攻隊の話です。泣けます。

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松本零士さん:
「どんな命も、死ぬために生まれてくる命はない。生きるために命は生まれるんで、死ぬために生まれてくる命などはないと、それは父にはっきり言われたんです。争いあって殺し合わなきゃいけないのは悲劇です。だから私は、いま地球上で争っている場合じゃないと思っているんです」


心よりお祈り申し上げます。合掌。


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