【維新の愚行】💢トイレ1カ所に<2億円!>💢「大阪万博は全てデザイナーズトイレ」で、また税金が消える。能登半島地震の復興にまわせ!
2億円のトイレ・・・でかけたもんも、ひっこむわ。
大阪・関西万博の会場建設費が高騰し続け、大きな批判を浴びている。当初1250億円と見積もられていた費用は、最大2350億円と約1.9倍にまで膨らんでしまった。そして、大阪万博のトイレの値段一つを取ってみても、「採算度外視」と思える現実が見え隠れする。
● 「予算執行監視委員会」で 問題を数多く指摘された大阪万博
2025年と、来年に迫った大阪・関西万博(大阪万博)を巡って、1月25日に「第1回 2025年大阪・関西万博 予算執行監視委員会」が開催された。その中で、高騰を続ける建設費が議論されている。
当初、1250億円と見積もられていた会場建設費は、20年12月時点では、1850億円まで上昇し、さらに23年10月に精査した結果、予備費も含めて最大2350億円となった。高騰した主な理由は物価上昇で、527億円の大幅なコスト増になっている。
予備費については130億円で、工事費2220億円の6%弱という水準だ。通常の民間発注工事は「5~10%」であることから、やや少なめに見積もられた結果のようだ。
同委員会では、次のような三つの問題が指摘されている(同委員会の議事要旨から引用)。
● 大阪万博の「経済効果」に 浮かぶ疑問の数々
多額の税金を投入する事業で、来年には開催されるのである。委員会での指摘を見て、内情は本当にひどいものなのだと感じる。
要するに、お役所仕事で、税金がいくらかかっても誰も責任は取らないし、やりたい放題が続いていくということだろう。
こうした私たちの税金を投入してのやりたい放題に、大きな批判が生まれることになった。納税者として当たり前の感覚だろう。
そんな国民からの大きな批判を打ち消すように現れたのが「経済効果」というごまかしである。
経済効果とは、莫大(ばくだい)な税金を投入しなくてはいけない国家的なイベントがあるたびに登場するもので、アカデミズムの世界では「眉唾」として取り扱われてきた。
ありもしない数字を積み重ね、実際には起きるネガティブな効果を無視して算出しているためだ。
● 「2億円トイレ」は さすがに高過ぎる
実際に、その試算を見ても、これまでの「経済効果」の算出と一緒で、前述したようなネガティブな要素は一切考慮されていない。
万博のシンボルとして、会場を木製の建造物でぐるりと囲む大屋根、通称「万博リング」は、350億円というその建設費用の高さから大きな批判を受けたが、「芸術性が高い」として、とりあえずの批判は収まったようだ。
しかし、税金で建設される「万博のぜいたく」は、万博リングだけの一点豪華主義で終わるものではない。
むしろ、万博リングは芸術性が高いからという理由で認めてしまったので、それ以外のぜいたくに異論を挟みにくくなってしまった。
その代表例が、トイレである。万博の会場内には、トイレ(全8棟)、休憩所(全4棟)など20施設が建設される。すべてが全員違うデザイナーによるもので、一般のトイレとは全く違う豪華な「デザイナーズトイレ」ということになる。
さらに万博の「入札・契約結果情報検索」(万博協会HP→契約情報→電子入札システムポータルサイト→入札公告・入札結果情報の公表→工事→入札・契約結果情報の検索→工事名「トイレ」として検索)で調べてみると、呆れるしかない。
トイレ1:取止め・不調
トイレ2:6293万3982円で契約
トイレ3:1億9228万円で契約
トイレ4:1億978万円で契約
トイレ5:取止め・不調
トイレ6:1億8243万5000円で契約
トイレ7:1億1012万1000円で契約
トイレ8:取止め・不調
※24年2月5日時点
入札そのものがうまくいっていないということは、さらに価格が高いものが出てくる可能性があるが、まず驚くのは、1カ所のトイレに1億~2億円ほどもかかっていることだ。
関西で公園トイレなどの建設を営む事業者は、匿名を条件に「2億円の万博トイレ」への見解を明かした。
「公衆トイレで2億円はさすがに高過ぎます。最近、兵庫県下であった大型トイレの建て替え工事(芦屋中央公園北便所棟建替工事)では、3800万円弱の落札というものがありました。『万博価格』ということで価格が上乗せされるとしても7000万円程度が妥当な価格ではないでしょうか。この価格から、大手ゼネコンがドン引きレベルのごっつい中抜きをすることを差し引いても、めちゃくちゃ豪華な建屋と内装になるのでしょうね」
なぜ、税金で2億円もかかるトイレを万博に造る必要があるのか、まったく分からない。トイレにまで採算度外視で力作を求めた結果がこれである
● 大地震の被災地「能登半島」での酷いトイレ事情。こちらのトイレを優先して直すべき。
2月初めに能登半島地震の被災地へ行ったが、水道インフラがズタズタになっているために建物のトイレは使えなくなっていた。
石川県の七尾駅前にあったのは簡易型のトイレで、被災地の人、救助に来た人、ボランティアの人、日本赤十字社の人などが快適に使っていた。
簡易型のトイレというと、汚くて臭いイメージがあるが、あれは清掃をきちんとしていないために起きていることだ。
清掃が行き届いていた七尾駅前の簡易型トイレは、まったくもってきれいで、不快な思いは一切しなかった。
要するに、豪華な建物など造る必要などまるでなく、掃除をきちんとすることにお金をかけるべきなのである。
この辺りについては、やはり民間の感覚がないとしか言わざるを得ない。
あれだけ行財政改革をしてきたはずの大阪維新の会であるが、万博に関しては態度がブレブレだ。
大阪維新の代表である吉村洋文大阪府知事も、幹事長の横山英幸大阪市長も、万博協会の副会長に名を連ねているのだから、もう少しリーダーシップを発揮してほしい。
大阪維新は「府市がバラバラだからムダ遣いがはびこる」という説明を繰り返してきたのだが、府市が一体となってムダ遣いをしていては意味がなく、説得力は皆無だろう。
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