【メンタル】カウンセラーにかかるなら、「臨床心理士」か「公認心理師」の資格をもっている人を選ぼう。

よく、暇な有閑マダム向けのカルチャーセンターで「◎◎カウンセラー資格講座」という、半年〜一年ぐらいで取得できる資格講座（お金を出せば誰でも取得できるカウンセラー資格）がありますが、ああいうのは「インチキ」「ペテン」だと思ってください。

実際に、あの手の民間カウンセラー資格を取得して「俺はカウンセラーや！」と自慢しているのが吉本芸人の「千原せいじ」や、ゆたぼんの父親「中村幸也」など、世間で信頼されていない人が多いのです。

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■臨床心理士

かつての心理系資格は、民間資格しかありませんでした。
そのなかでも「臨床心理士」は名称独占資格であり、メンタルヘルスに関する最高峰の資格とされていました。
ユング派の精神分析者として有名な河合隼雄が、文化庁長官になったとき、日本国中の臨床心理系の学者たちは「心理系の国家資格がようやく出来る！」と歓喜の声をあげたのですが、河合氏にはそんな気はまったくなく、結局、河合氏の死によって、カウンセラーの国家資格化への希望はなくなりました。
カウンセラーの国会資格化を妨害したのは、「日本医師会」の精神科医たちでした。
私のように長期に渡って、精神病のおクスリを飲んでいるとわかるのですが、「耐性」というやっかいなものがついてしまうと、抗うつ薬も抗不安薬も、エビオスやビオフェルミンと変わらなくなるのです。
すると、「くすり飲んでも効かないし。やっぱりカウンセリングとか、認知行動療法などを受けなあかんのかなあ・・・」

そんな多くの精神病の人に、カウンセリングや心理療法を「保険適用」（大人なら基本3割負担）にできる「国家資格」を、カウンセラーを持たせると、精神科医は商売上がったりなのです。
1回1万円のカウンセラーが、3000円ですから。

1988年に「日本臨床心理士資格認定協会」が発足して以来、臨床心理士はずっと日本で最強の民間資格だったのです。大学院2年間行かないと試験を受けられませんから。

臨床心理士になるためには、ローつシャッハテストや箱庭療法の訓練も受けます。

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■公認心理師

公認心理師は、2017年9月に施行された公認心理師法を根拠とする、日本初の心理職の国家資格です。

公認心理師の名称を用いて、保健医療、福祉、教育、司法・犯罪、産業・労働などの諸領域において、さまざまな関係者と連携しながら、心理支援を行います。

資格を取得する方法は・・・

• A：大学及び大学院で『指定された科目』を履修し卒業する

• B：大学で『指定された科目』を履修し卒業、且つ『特定の施設※』で2年以上の実務経験を積む

• C：上記2つと同等以上の知識及び技能があると認定される

大学院に行かない場合、2年も実習を、手弁当でしなければいけません。

なにしろ、新しく出来た資格なので、すべてが、これからです。
臨床心理士の資格を持っている人が、こちらの資格を受けることも多いようです。

なーんか、いろんなところに呼ばれて、雑用係にされそうな悪寒。

◆ちなみに、私は、某女子大学の心理実験室で、約4年間カウンセリングをうけました。馬鹿話や世間話しかしなかったなぁ。。。週に一回、45分で、1500円でした。

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