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【雪国ワーホリ日記】 人とひたすら語り合うこと

 同じく北緯37度に位置するサンフランシスコとは全く異なる世界がここ南魚沼にはあります。豪雪地帯として半年近くものあいだ雪に覆われるこの地。縄文時代から雪と苦楽を共にしてきた数千年の歴史が、人間と雪が共存する知恵を授け、今もなお太古の教えが生活に根付く文化圏。
 景色や文化、生活、人など “異日常” 溢れるこの雪國・南魚沼で、暮らしながら学ぶプログラム「雪國ワーホリ」。実際に訪れている若者の声を届けていく企画連載「雪国へ、ゆく」が始まります。

今回は,森 菜々子(もり ななこ)さんの滞在記を紹介します。普段暮らす東京を飛び出し,森さんが地方で感じたこと・体験したことを,ぜひお楽しみください。

森 菜々子(もり ななこ)
千葉県船橋市 / 立教大学3年

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見知らぬ土地で出会う人との対話

初めての雪国。

今回縁あって訪れた「南魚沼」という町。

とにかく雪、雪、雪。

その存在が当たり前になるほど雪と共に過ごした2泊3日。

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そんな生活の中で私が一番印象に残っているのは、そこで出会った人たちとの「対話」でした。

ーー 他人とひたすら語り合うこと

私が過ごした2泊3日の間は、明確にプログラムが組まれていたというわけではなく、割と自由に過ごさせてもらいました。

スノボに行ったり温泉に入ったりと、とにかく緩~く過ごす日々。

何も予定が無い時間は、ひたすら滞在先の「兼続庵」に居る人たちと、話し合っていたと思います。

今振り返ってみると、

南魚沼という見知らぬ土地で初めて出会った見知らぬ人たちと、ただひたすら語り合うという経験は、そうそう無い貴重なものだったような気がします。

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スマホもいじらず、そこにいる人たちとただひたすら悩みやお互いに関して語り合う。そんなことを夜中までずっとやっていました。 

それは、飲み会でお酒を飲みながら語り合うのとはまた違う、

ーー すごく不思議で特別な体験だったなと思います。

素面の状態で、真剣にとことん哲学的なことについて話し合うって、日常の中では中々出来ないことではないでしょうか。

いつも住んでいる都会ではなくて、

わざわざ新幹線に乗って行く「田舎」という非日常な場所だからこそ、

あんなにとことん対話することができたんじゃないかと思っています。

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今回思ったのは、そこに人が集まれば、嫌でも色んなことを思ったり考えたりして、それが勝手に学びになるのではないかということです。

なので、こういうものに参加するときに、そこまで大層な理由は必要ないのではないでしょうか。

このワーホリにちょっとでも興味を持った方は、是非参加してみて下さい。ご縁があればお会いしましょう!

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