フォローしませんか?
シェア
勝沼 悠
2018年5月11日 23:03
生存の地すべりと発達障害 改めて整理しましょう。 バブル崩壊などの九十年代の不景気、そして経済のグローバル化が進行したことによって、生きていくのに必要なお金を安定して稼ぐということがそれまでより難しいものになってしまいました。 学生にとっても将来不安の増大として、入試や就職活動の不安へと響いていきます。それらはさらに学校生活全般への不安にもつながっていきます。 私はこういった現象を”生存の
2018年5月10日 23:26
社会の何が変わったのか 経済のグローバル化 病気の定義がグローバル化したという話を書きましたが、日本で発達障害が増えたとされるのにはこの疾病概念のグローバル化の影響だけでなく、もう一つはいわゆるグローバル化そのものが影響したと考えています。 グローバル化とは人、物、金の三つが国境を越えてそれまでよりも自由に動くようになることを言います。別にここ何十年だけのことではありません。長い歴史の中で世界
2018年5月10日 09:03
発達障害が増えたということには二つの可能性があります。 一つは本当に発達障害な人が増えている状態です。インフルエンザが流行するようにその疾患の人が単純に増えている状態です。 「え、他のパターンなんてあるの?」と思った方もいることでしょう。もう一つありえることは、今まで発達障害とされていなかったものが発達障害と診断されるようになったというパターンです。 発達障害ついては前者の可能性も決して少
2018年5月9日 21:52
発達障害についての考察を『発達障害はなぜ増えたのか 二つのグローバル化と生存の地すべり』という電子書籍にまとめました。発達障害の増加の理由を社会の変化から読み解いていきます。 全文無料で読めます。ダウンロードの他、連載形式でnoteにも掲載します(ブクログパブーが終了したようでリンクからは読めません。下の目次から各ページへ飛べます。) ここには「はじめに」と目次を公開。 はじめに