見出し画像

読書記録No.1 ホスピタリティとは何か


この本を買った経緯としては、今から5年くらい前に遡ります。当時、新卒でホスピタリティ業界に入った私は何か知識を増やしてからいかなくてはと思いこの本を購入しました。

上記では格好つけたことを書きましたが、最もな理由としては、(直属の上司ではありませんが)同じ会社の大先輩である方が書いていて気になったので読みたくなったのが理由です。

入社前の22歳の私はとにかく私は偉いんだ、選ばれた人間なんだ、かっこいいサービスをするんだと意気込んでいたのを思い出しました。しかし、実際のお仕事をしてみると、毎日が目まぐるしく過ぎていき、通勤電車内では寝てしまうため、本は毎日筋トレしているかのようにただ持ち歩くだけで、1ページも開きませんでした。

そして、退職してから暫く経った現在、実家に帰った時にこの本を見つけ、読みました。

なぜ、この本を読んでから業務に取り組まなかったのだろう。

自分がしてきたおもてなしとは、サービスとは何だったんだのだろうと、今になって考えることがたくさん出てきました。

しかし、当時の自分はこの本を読まないことを選択してしまったので今更後悔しても仕方がありません。今の自分だからこそ、わかること、感じることができて良かったと思えるような読み終わりの瞬間でした。

サービス業っていろいろな職種があると思いますが、全てに通じるのものがこの『コンシェルジュ』という本に書かれていると思います。有名ホテルで働いている方も、遊園地の従業員も、コンビニの店員も全てサービス業であり、おもてなしをしている人として共通します。

著者の阿部さんのお言葉は、お客様想いのやさしいお言葉です。ホスピタリティ精神とは何かを理解できました。

ホスピタリティ業界を志している方、実際にサービス業で働いている方、そして普段サービスを受ける側のお客様の立場の方にも読んでいただきたいと思う本です。




最後までお読みくださりありがとうございました。

気になる方はチェックしてみてください。

この記事が参加している募集

サポートで集めた費用はクリエイターとして、世界と日本を繋ぐ今後の活動費にさせていただきます☺️☺️