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表現とかいうものは往々にして【30-DAY SONG CHALLENGE⑰カラオケで誰かとデュエットしたくなる曲】

自粛中、家から出ないと買い食いも減ってちょっと痩せたけど、自粛緩和した途端またジャンクな食生活になって元に戻りつつあります、演劇ソムリエのいとうゆうかです。

これは、パートナー(HN:式部)との30-DAY SONG CHALLENGEの記録。
30-DAY SONG CHALLENGEの簡単な説明は以前のnoteに書いてるので、知らない人は読んでみてくださいね。

今日は17日目。今日のお題はこちら。

Day17 カラオケで誰かとデュエットしたくなる曲

自粛中はカラオケに行くのは気が引けるしそもそも営業してなかったので行けませんでしたが、そろそろ営業再開したお店も増えてきたようです。

そんな、カラオケへの欲求が高まる昨今、こんな曲を選びました。

私:Mena Massoud, Naomi Scott - A Whole New World 

『アラジン』といえばこの曲!男女で情熱的にデュエットしたい曲です。日本語版でもいいけど、原語でも歌いやすいし何より歌ってて気持ち良い曲だと思います。

映画も面白かったしね。ディズニー映画って「誰もが」「ある水準以上」楽しめる娯楽なんだなあと改めて思いました。ディズニー映画を映画館で観たのは数えるほどしかないけれど、毎回とりあえずおもしろかったとは思えるもんね。

個人的にはこういう曲を恋人同士でデュエットするのは恥ずかしいけど、男声と女声の重なりによって音域的にも表現的にもスケールが広がる曲を思いきり歌いたい気持ちにはなります。

歌ってエネルギーを解放したい。表現とかいうものは全てにおいてそうかもしれませんね。

もう少し若い時は「表現が自己顕示欲と同一になってはいけない」と意固地になっていましたが、結局のところはどんなに高尚なことを言っている人も、アイドル的に若さを切り売りしている人も、根本的な「自分の内部にあるものを吐き出したい(そしてあわよくば認められたい)」という思いは同じなんだなと思うようになりました。

だから、たとえ自分には低俗と思われるものでも、非難するのは愚かなのかなと思います。内心軽蔑するようなものもありますけどね。でもそれはよくよく考えると、自分が捻り出したものよりもそういうものが評価や注目を得ているということに対しての嫉妬に起因します。

あくまで私の場合ですが!


式部:レキシ - きらきら武士 feat. Deyonna

リリース当時に初めて聴いたときはまだ13歳(中1とかそこら)で、レキシの曲を聴くと苦手な社会(日本史)もちょっと面白くなるな、と思っていたのを覚えています。

これ書くにあたってMV初めて見たんですけど、何この「漂うレトロポップなテイストと謎のおしゃれ感」…!

式部さんは大学で軽音サークルに入りたてのときに好きな先輩たちが演奏していたのを聴いたのが最初で、衝撃的だったから印象に残ってるとのこと。

レキシの曲は一度聴いたら忘れられない曲ばかりですよね…!「狩りから稲作へ」とか「姫君Shake! feat. 齋藤摩羅衛門」とか、タイトルもインパクトある。

こんな記事があったんですが、この中で「自分がおもしろいと思ってるだけでよかったのに、こんなに周りもおもしろいと感じてくれているんだなって」と言う池田貴史さん(レキシ)。

表現の根源がまたここにも。自分がやっていて心躍ることが他の誰かにとっても心惹かれるものになっているなんて、なかなかないかもしれないけれど、自分の中の情熱がないとどんなにいいものでも苦しいし空虚。

単にカラオケでデュエットしたい曲って何かなっていうお題だったけど、色々考えるきっかけになった。だからこのシリーズは30日まで続けます~。

演劇ソムリエを名乗るならもっと最短距離で演劇の話をした方がいいんだろうけど、もっと多面的に考えたことを発していきたい。

だから何者にもなれないのよね~~とは思うけれども。これが私だからしょうがない、かな?



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