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カメラマンへのキャリアコンサルティング

今年の年明け頃、ある写真スタジオからのご依頼で、カメラマンへのキャリアコンサルティングをさせていただきました。1年目の若手から10年以上の経験もあるベテランまで、約10人ほどだったかと・・・。

個人的なカメラマンのイメージは、芸能人とかモデルさんとかをスタジオでパシャパシャ撮って「いいよ〜いいよ〜、ああっ素敵ですねえ〜!」と撮る人。または風景を狙ってパチリとやる風景カメラマン、あとは報道現場とかでパシャっとやって「これはスクープだ!」とする人とか・・・。

カメラマンにも専門分野がある、当たり前だけど

今回カメラマンのキャリコンをやってわかったのは、カメラマンにも色々専門分野があって、それぞれで必要とされる技術が全然違うということ。(カメラマンの方からすると、そんなん当たり前でしょと思われるかも)でも、素人は「カメラマンって写真うまく撮れるんですよね」くらいの解像度なんです、多分・・・。

今回は、学校行事を撮るのがメインのカメラマンさんが多かったです。購入するお客(保護者)がどのような写真を欲しがっているのかをイメージして撮るとか、子どもたちとどう関係を築くかということに気を遣っているとのことでした。面白い・・・!

そして、どの専門分野に進むかによって仕事内容が全く異なるそうです、同じなのはシャッターを切るという部分。スタジオで撮影するならライティングなど様々な機材の知識も必要、学校行事を撮るなら子どもや先生といかに関係を作るかが大事、つまりコミュニケーション能力がかなり求められる。風景などを撮る人「あれは芸術家」ですとのこと。つまりお金になりにくい部分がありますと聞きました。

カメラマンのあるあるプチ悩み

カメラマンさんのよくあるプチ悩みとして、知人友人から「ねえねえ、こんど友達の結婚式の写真撮ってよ」のように、カメラマンだから撮れるでしょ的な依頼が来るのが困るらしい。カメラマンさん曰く「学校行事の撮り方と、結婚式の撮り方って全然違うんですよ」。これって、和食の料理人に「料理人だからなんでも作れるでしょ」といってフランス料理をリクエストするような無茶なことらしい。そりゃ作れないことないけど、そんな上手くいかないよ・・・と。

身近にカメラマンさんがいる人は気をつけましょう(笑)




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