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文章を書く時間は、いつだって孤独だから


人と会話をしながらLINEを返すことができない。

なにかをしながら文章をつくることが、昔から苦手だった。脳内の言葉と、口からでる言葉と、指から生み出す言葉。それらがつながる瞬間もあれば、ちぐはぐなときもある。

収集がつかなくなってしまうから、文章はひとりでいるときに書くのが好きだ。メールもLINEもnoteもぜんぶ。



カフェで隣にすわった学生が、ケーキをつつきながら、目の前の友だちと推しについて語りながら、スマホでフリック入力をする。

器用だ。すべてが同時進行。あれもこれも全部大切で、いまやるべきことなのかもしれない。

わたしにもこんな瞬間ってあったんだっけ?




6月8日にはじめたこのnoteは、初投稿から今日で1ヶ月を迎える。


アラサーのわたしは、記事を書いているあいだ、記事を書くことしかできない。まっしろな画面に、ひとり真顔で言葉を打ちこみ続けている。

手が止まらないときもあれば、行き詰まってフリーズすることもある。

気持ちをあらわす最高のフレーズが浮かんだ瞬間には「天才かも!」という気持ちになるし、書き上げた内容にピンとこなくてデリートボタンを連打する日もある。


このnoteで新しい記事が生まれる瞬間は、いつだってひとりだった。

文章を書いている時間は孤独である。ひとりで向き合い、ひとりで悩み、ひとりで創り上げていく。その孤独はとっても静かで、わたしにとっては特別な時間だ。誰にもじゃまされたくない。

たったひとつのことに集中できる時間は、すごく心地いい。



そして書きあげた文章が誰かに届いた瞬間、それは孤独じゃなくなる。

noteで公開ボタンを押し、だれかがスキやコメントをつけてくれた瞬間。友だちにLINEを返して、爆速で既読がつき返信がきた瞬間。

文章と孤独に向き合う時間と同じくらい、文章でだれかとつながれる瞬間も好きだ。どちらもずっと大事にしていきたい。


明日はnote1ヶ月記念の記事を書きます。
出会ってくれてありがとう!またね。



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