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崖っぷちフリーランス、2週間の仕事探し記録


ふたつもの仕事を失ったのは、つい先月のできごと。


ひとつの仕事は、自分の意志で手放した。

次の目標月収に向けて、金額感を上げたいと思ったから。フリーランスとして生き残れるよう、新しいスキルを手に入れてみたいから。


もうひとつの仕事は、完全に想定外のお別れだった。

クライアント企業の中で正社員が採用できたため、わたしのポジションを引き継ぐことが決まる。そのため、契約は2週間後までとなった。



「フリーランスって不安定でしょ?」

これは、わたしがもともと持っていたイメージ。つい去年まで、まさか自分がフリーランスになるなんて思ってもいなかったけどね。フリーランス1年目のいまも、いちばん恐れているのはこの”不安定さ”だった。

ちゃんとこわがっていたし、覚悟してたつもりなのに!いざふたつもの仕事を2週間後に失うと決まったとき、ものすごく焦ってしまった。



でも焦ろうが悲しもうが、仕事は手に入らない。そこからは毎日、クラウドソーシングサイトと求人サイトで案件を探した。

今回で契約が終了になったのは、どちらもオンライン事務。データ入力やお客様対応を担当していた。なので今回の仕事探しも、事務系の案件を中心にチェックしていく。

条件は、完全在宅の事務であること、時給が1,300円以上であること。今回自ら手放した仕事は時給1,000円だったので、金額感は少し高めに設定してみた。


最初の5日間で、合計9件くらい応募したかな。そのうち2社から返信があって、面談を組んでいった。「最短で本日の夜ですとご都合いかがですか?」と連絡があったら、即レスでお願いしたりもした。

きっと普段の自分だったら、「余裕をもって来週の日程でお願いしようかな」とか思ってたかもしれない。面接や面談は、わたしにとってこの世で苦手なことランキングの上位にランクインする。本当にいやだ。全エネルギーがもっていかれる。

でも「あと2週間でふたつの仕事を決めねば・・・!」と焦っていたので、最短最速で動くしかなかった。追い込まれたときって、いままでに見たことのない自分に出会えるときってあるよね。


結果、面談に進めてくださったクライアントさん2社と、契約が決まった。その他の7社は返信なしの状況。

思い返すと、はじめてオンライン事務に挑戦したときは10件応募して1件決まった感じだったので、通過率はグッと上がったみたい。やっぱり一定期間の実務経験があるのはよかったのかも。

そう考えるとさ、今回お別れになった仕事に向き合ってきた時間って、すごく大事だったんだなあって思う。初心者のわたしを、経験者に変えてくれた場所。感謝しなきゃだよね。


2社目の契約決定が決まったのは、仕事探しを開始してからちょうど2週間くらい。なので結論、どうにかなりました・・・!よかった〜!!

「フリーランスは不安定だ」っていう言い伝えを、身を持って体感したよね。でもこの不安定って、自分ではコントロールできないこともあるなって思う。

もちろんいまある仕事に向き合うことはできるし、やるべきだけど。でも今回みたいな「正社員が採用できました!」っていう、クライアントさんにとってはハッピーなパターンもあるわけで。


となると大事なのって、次の仕事を見つけにいく行動力とか、求めてもらえるようなスキルをつけることなのかなって。あとは、ピンチもトラブルも乗り越えることのできる精神力とか・・・?

成り行きではじまったフリーランス人生だけど。自分で仕事を選ぶことができて、体調次第で稼働時間を決められて、大好きなマイハウスで過ごす時間が増えたいまの生活を守りたい。

フリーランス1年目、前途多難だけど、折れずにがんばっていきたいな。


仕事探し記録と決意表明でした。応援してくださった方、本当にありがとうね・・・!とっても勇気づけられました。

10月はじめから新しい仕事が開始したんだけど、ほんっっとうにしんどくて。これは自分の要領がわるくて、ついていけてないって意味ね。がっかりされたくないから、どうしてもがんばりたい。

余裕がなさすぎてnoteの時間が激減してるんだけど、きっと一時的なものなので。はやくバランスがとれるようになりたい。これからも、紆余曲折すべてを文字にします。

またね。



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