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ポジティブではなくて、ひらきなおっているだけ


性格をポジティブとネガティブの2通りにわけるなら、わたしは間違いなくネガティブ党。

昔はもっと前向き気だった気がするんだけど。性格って、環境によって簡単に変わっちゃうよね。


わたしの場合、会社員としてうまくやれなかったこと、無職になったこと、同年代と比べて誇れるものがなにもなかったことから、自己肯定感が最底辺まで落ちてしまって。その結果ネガティブ人間になってしまった。

なにやってもうまくいかないし、がんばるとかムダじゃない?とか。夢とか希望とか、重いし疲れるしいらなくない?とか。

未来のことを考える気力がなくなっちゃったんだよね。



だけどここ最近のわたしは、新しい仕事に対してどんどん挑戦して複業を楽しんでみたり。noteやSNSで発信活動をはじめたり。

なんだかアクティブに見える。でもこれは、性格がポジティブになったわけではない。

わたしは、人生に対してひらきなおったのだ。



最底辺からの再スタートだったからこそ、「あれ以上最悪な状態ってないかも」という気持ちが根底にある。

仕事に応募して落ちようが、失うものは別にない。もちろんやりたい仕事をやるために最大限できることはするけど、それでも縁がないことなんてたくさんある。それはもう運命みたいなもので。

だったら気になったことすべてに手広く挑戦したって、別にだれにも迷惑かけないし!とか思っている。


「発信活動って病むかな・・・?」って不安だったけど、noteって本当に治安がいい。共感とか応援とかであふれていて、たまに嬉しくて泣きそうになる。

心に潜んでいた「わたしの書く文章に価値なんかない」ってネガティブな気持ちは、毎日いただくスキで浄化された。ペンネームしか知らないし、どこに住んでいるかもわからない誰かに、いつも勇気をもらっている。

そっか、好き勝手に書いていいんだ。



こんな感じで、わたしは毎日をひらきなおって過ごしている。

すべてのネガティブが消えたわけではないけど、それよりも意識や時間を向けたいことがたくさんあって、いまはそちらに夢中になっている。


ネガティブって別に悪いことだけじゃないんだよね。最悪のパターンを先に想定することで慎重になれたりとか、他人の悩みや不安をイメージできるからこそ寄りそえたり。

だからこれからも、ネガティブ党の一員として生きながらも、ときにはひらきなおって好き勝手な瞬間を楽しみたいと思う。

ネガティブ党の皆さま、闇におぼれずに生きていこうね。

またね。



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