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家族で湘南移住記#30/移住と転校の話。

湘南での生活が始まって、早くも3ヶ月目。
ホントにあっという間。
寛容に受け入れてくれるこの土地にはすっかり慣れました。

一応、少しは心配していました(笑)。

なんとかなるだろー、と思っていた子ども達も、あっという間に友達ができ、小学生は放課後に遊びに行ったり、土曜日も弁当持参で朝から夕方まで遊んでくることもある。
小学生はピュアで微笑ましい。

もう一方、我が中3の息子はそうスムーズではなかった。。。
友だちができるかも?と部活見学に行ってみるも、ハード過ぎて断念。
今まで週2回程度の部活動だったのが、練習は週5回、しかも朝練あり。
こうきたら「無理」と言って帰宅部決定。

部活に入らないなら、受験に注力できるしね、、という事で、受験勉強にシフトするはずが、学校から帰るなり、ゲーム漬けの日々を過ごす。

チーン。

それでも学校への行き渋りがないだけで、母はなんとかなるだろうなー、と思ってたら、次第に仲良しの友達もできた様子。
ほっ。
6月の定期テストの時には、課題を協力してこなしたり、図書館で一緒に勉強する友だちができていた。さすが、コミュ力最強(自称)の我が息子。

コミュニケーションが取れれば、なんとかやっていけるはず。
そう思っていたけど、子ども達っていろんなことを気にするんだなーというのが、今回のテーマです。



1、持ち物がみんなと違う。

みんな持っているものを、私は持っていないという事実。

以前はみんな防災頭巾をかぶっていたが、こちらの学校はヘルメットを各自が持つ。
娘は避難訓練の際、一人ピンクの頭巾をかぶっているわけ。
そりゃー、目立っているし、みんなと同じの欲しいけど、あと一年だからそれで頑張ってほしい。
ありがたいことに、湘南エリアの特性か?とっても自由な雰囲気なので、助かっている。
通学はランドセルでなくてもいいし、帽子も校帽はなく、好きなものをかぶっていいルール。
パッと見、どこに遊びに行くんだ?って格好で学校に行く。
そんな雰囲気だから、だれがどんなものを持っていてもいちいち気にしていない。

2、習っていることが違う

全国共通の教科書を使っているはずなのだけど、地域の学習は明らかに違う。
おそらくどの小学校も教育要領みたいのは共通しているかと思うんだけど、習い方や順番が違うので、戸惑っている様子。
例えば、小学校4年の社会で、都道府県を覚えるのだけど、同時期に東京23区も覚える。
地図を見ながら観光名所と合わせて、ひたすら覚えました~
ということは、神奈川県でも4年生の時に神奈川県内のことについて学んでるはずで。
となると子ども達は全くの無知なのです。
ホント、土地勘無し。

3、使う言葉が違う

東京⇒神奈川という転校なので、大してかわらないだろう、、なんて思っていたけど、意外と使う言葉が違う。
言葉のイントネーションも違うらしい。
これは小学生の方が顕著に違いがありそう。
じゃんけんの掛け声とか、いっせーのーせの掛け声とか。
これは地域によって、結構違うのかもね。

4、時間の感覚が違う

これはなぜか小学生も中学生も声を揃えて納得の違いでした。
なぜか、こちらの子は時間に早めに行動するらしい。
学校も早めに来る子が多いらしい。
我が子はいつも走って滑り込みセーフなので、ほぼクラスでは最後に登校しているみたい。
遊びの待ち合わせも、友達はたいてい早めに来ていて、我が子はいつも最後に合流するそうで。

今まで東京での友達との待ち合わせなどは、ホントにひどいものでした。。
ウチのマンションで待ち合わせをすることが多かったのだけど、まず時間に集まってる子は一人もいない。
連絡してみると、まだ家にいる子もチラホラ。
最近はスマホで連絡取れちゃうから時間にルーズよねーって思っていました。
(注意:うちの子の周りだけかもなので、世間一般ということではない)

けれども、こちらの友達は、ちゃんと時間を守る。
余裕をもって生活する、って感覚なのかな。
この辺りは朝がとっても元気なので、時間には早めの行動が当然と思っているのかもね。
これはなかなかイイ感覚で、是非心得てほしい。

子どもは順応性が高い

総じて思うのは、いろんな違いがあれど、
子どもは順応性が高い、ということ。
我が家はたまたまこのタイミングで転校をしたけれども、今後高校、大学、社会人、とフェーズが変わっていくにつれて、新しいコミュニティーに属するわけだから、早い段階で体験できたのは良かったかも。

まだまだ新鮮な発見がありそうで楽しみでなりません。

とある日の日の出

変化を愉しむ人生でありたいものです。

つづく

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