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『山とあめ玉と絵具箱』

題名が素敵すぎる。ただそれだけで手にした本。

【山とあめ玉と絵具箱】川原 真由美 文・絵

はじめに
あの色、あの匂い、あの音。
山を歩くのは、なんてたのしいのだろう。
山に惹かれたのは、いつからだろう。
裏山のような近くの山もすきだし、アルプスのような遠い山もすき。
気軽に行ける日帰りの山歩きも、奥深い山を数日かけて歩くのもすき。
若葉が初々しい早春の山や、高山植物が咲く夏の山もいいし、きれいな絵具をちりばめたような紅葉の山や、葉が落ちて明るくなった冬の山、真っ白で静かな雪の山もいいなあ。

川原真由美 『山とあめ玉と絵具箱』 2020 (株)リトルモア p3

緊急事態宣言が延長された。ハイキング日和が続いるがステイホームで耐える日々。

「山は外だし関係ないんじゃない?」

残念なことに住んでいる街にドンピシャで発令されている。岡山県にだ。お隣の兵庫県と広島県なら分かる。観光地として常に賑わっているし。特に目立つことのない岡山県に緊急事態宣言が出てしかも延長されるってすごいことだ。

「ちびっ子も我慢しているし山はずっと在るし」

格好付けて言い放ったからには解除されるまで山には行かないと決めた。

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本で山を楽しむことに。

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それは知らない世界へ連れて行ってくれる。題名に魅了され【はじめに】で心奪われた。小さな草花や見たことのない高い山の風景、経験のないテント泊のこと。美しい挿絵とやさしい文章は私の好奇心を刺激する。

綴られた31のエッセイをスマートフォン片手にじっくり眺める。ここに出てくる山を調べるためにだ。いつか日本アルプスに行きたいなぁ (✿◡‿◡ฺ)


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