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デザイン思考で仕事に価値を生む

おはようございます。よっすーです。

今日は、石川俊祐さんが書かれた「HELLO,DESIGN 日本人とデザイン」を読んだので内容と感想を共有したいと思います。

デザインと聞くとどういう職業を思い浮かべますか?おそらく多くの人が、ファッションデザイナーやグラフィックデザイナーなどクリエイティブな仕事を想像されると思います。しかし、デザインとは、クリエイティブな仕事に関わる人だけのものではなく、営業・企画など色々な仕事に役立てることができます。

本書では、実際のクリエイティブなデザイナーがアイデアを生み出すときの思考を「デザイン思考」というメソッドにまとめて詳しく解説しています。ビジネスをするうえで必要な考え方だと思うので、ぜひ読んで下さい。

●デザイン思考とは?

デザイン思考とは、課題の発見と解決をするための考え方です。

デザインとは動詞としての「企てる」「設計する」という意味を持ちます。こういう意味で考えるとデザインが身近な言葉に感じることができます。

海外の企業やスタートアップの企業では、CDO (Chief Design Officer )というデザインの最高職という役職を置くことも一般となってきています。

●デザイン思考を身に付ける

どんな人にとっても身近になってきたデザイン思考ですが、誰でも身につけることができます。その方法は、自分の主観に自信を持つことです。色々な場面で客観的であることが優れているとされていますが、デザイン思考では違います。主観的に”自分はこう思う”ということが大切です。自分の主張をストレートに伝えるためには、自分の考えに自信を持他ないといけません。会議の場面で「ぼく個人の意見としては・・・」って言いにくいですよね。こういった発言ができるくらいに自分の自信を取り戻し、デザイン思考を身に付けましょう。本書には自信を取り戻すために方法も書かれていますので、詳細についてはそちらをご覧ください。

●デザイン思考を使う

デザイン思考を実際の仕事に応用するためには、本当のニーズは何かを考えることが大切です。これはマーケティングの世界で有名なレビットのドリルの穴理論という考えがわかりやすいと思います。すごーく簡単にいうとホームセンターでドリルを買う人は、ドリル事態が欲しいのではなく、ドリルで空ける穴がほしいという考えです。この考えを使うと、スポーツジムに通う人は引き締まった身体が欲しいというような無意識のニーズを捉えることができます。

●感想

本書を読んで、『仕事=価値を生むこと』ということを感じました。本書には、見方を少し変えることで仕事に価値を生んだ事例も紹介されています。デザイン思考を実践するために物事を多角的に観察し、興味を持ち続けることが大切だと感じました。そのために、色んな人と会話し知識を身に付け、色んな考え方を吸収していきます。新しい発見や面白いことはnoteで共有していきますので、よろしくお願いします。

ではまた、ありがとうございました!

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