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実践!ADHDの会話術~形を決めて会話しよう~

こんにちは
なおとです。

今回は、前回に続き
ADHDに関わるお話です。

話がループしたり、
長くなってしまう!

終わりがない。
結論を忘れる。

もう、そんな会話とは
おさらばしましょう!!



周囲との違いに悩み、
苦悩し続けたこれまで。

うまくいかずに悩んだり、
自分なりに改善したりしながら、

普通の人と同じことができない。
当たり前が当たり前にできない。

そんな現実を前に、
苦労し、悩み続ける毎日でした。

そんな僕も、


"あることに気が付くことで、
劇的に人生が変化しました"


それに気が付くことができれば、
あとは実践と修正の積み重ねです。



今回の話も、
とっても重要です。

この記事を読み、
練習すればあなたも

煩わしい会話から解放!!
逆に真剣に読まなければ、

現状のまま、
何も変わらない

毎日が待っているのです。
もし本気で、

変わりたいと思っていれば、
この記事を最後まで読みましょう。


本気で発達障害と向き合いたい
人生を改善していきたい


そう思う方は、
最後までぜひお付き合いください


話には順番がある

さて、皆さんは
「会話には順番がある」

という事実を、
ご存じでしょうか?

まぁ、何とはなしに、
耳にしたことありますよね。

なんでもベラベラと
話していればいい。

そんなわけないですよね。
何事も順番があり、

その通りに進めることで、
相手に効率よく伝達できます。

言葉は道具であり、
それを活用して

自分の意見などを
相手に伝えられる事に

意味があります。
順番一つで、

会話の印象や、理解力には
大きく開きがあるのです。



さて、基本的な会話の順番は、
下記のようになります。


  1. 前提をそろえる

  2. 結論や主張を述べる

  3. 根拠や事実を述べる

  4. 情報の補足を行う

  5. 結論を述べる

  6. 相手に促したいアクションを伝える


一般的に、この順です。
健常者であれば、

上記している順に、
意識的に話すことができます。

一方、ADHDなどの
障害を持っていると、

どうしても寄り道や、
説明が長すぎて上手くできない。

そんな問題がありますね。


健常者ならPREP法を使え


会話にはいくつもの型が
存在します。

ですが、一般に説得力があり、
話を伝える。

相手に理解してもらう為に使うのは、
PREP法という型です。

これは、4つの塊からなり、
それらの頭文字をとっています。


P:Point - 意見・要点
R:Reason - 理由
E:Example - 実例
P:Point - 意見


この話し方が一般的に、
伝わりやすいとされてます。



さらに、ここで接続詞を
活用することで、会話の流れや、

繋ぎを良くし、より効果的に
相手に情報を伝えられます。

初めに意見を伝え、
その理由を述べる。

さらに、実際にどんな例があるのか。
メリットデメリットは何か。

これを知った、理解したうえで、
更に相手へ意見を伝えます。

相手の中で、自分の意見の価値を
高めていき、もう一度念押し。

これにより、相手の中で
自分の意見が定着し、

理解されやすく、
自分の意見が伝わりやすいのです。



ただし、このPREP法には
一つ前提があります。

その前提というのは、


前提が共有されている
整っているという事です。


これがあるからこそ、
いきなり結論から入れます。

だから、いつでもどこでも
PREP法で話すとよい。

なんてことはありません。
もしPREP法を使う場合、

前提を整えるということ、
これを忘れないでくださいね。



僕たちADHDはこう話すとよい!

僕たちADHDの人は、
多分PREP法も厳しい時があります。

基本的には、PREP法のみで
会話していくとよいです。

「理屈っぽい」と思われるかも
しれません。

ですが、逆にそれは
しっかり伝わっているという事。

コミュニケーションとして、
成立している証なのです。

その方法は、


  1. 意見・結論・要点

  2. 理由 or 実例

  3. 結論

です。基本は、
PREP法と同じです。



違うところは、二つです。
一つは、理由と実例どちらか

一つのみであるということ。
そして、もう一つは、

前提を共有しないでいい、
ということですね。

確かに、PREP法の方が、
伝わりやすいです。

更に言えば、前提は共有するべき
なんです。

でも、前提整えて、理由言って。
しっかり説明していたら、

何度も脱線します。そして、
説明が詳細すぎて、伝わらない。

相手がお腹一杯なのに、
わんこ蕎麦のように、

無限に胃袋に追加していくのです。
だから、最後まで話を聞けないし、

聞いていても理解できないです。



つまり、私たちが意見を伝えるには、
「自分の意見を前面に出す」

ことが必要なんです。
その根拠づけは、理由か実例のみで

十分なんです。その理由は、
詳細に説明しすぎるからです。

「ここら辺の調整が自分でできる」
そう言える方は、PREP法でいいです。

だって、できるんだから。



前提がなくて大丈夫?

先ほど紹介した方法で
一番の問題は、

前提が共有できないこと。
これに尽きます。

でも、日常会話でいきなり
話始めることは少ないですよね。

自分から会話を始める時、
会話の内容を変えるとき。

このような、話の流れ、
前提がない時は確かに伝わらないです。

でも、それって少ないですよね。
会社で報告するときも、

資料を手にしてたり、
相手から聞いてきたり。


意識せずとも、相手と前提が
共有できている事が多いのです。


なので、特に意識せずとも
通じることのほうが多いです。



何より、相手に聞く気がある、
聞いている時には、

「何の話だっけ?」
「ここがわからない」

というように、質問したり
聞き返したりしてくれます。

その際に、しっかりと説明
してあげればいいのです。

よって、あなたが意識しないと
いけないことは簡単です。


初めに意見を言って、その後に
説明をしてあげること。


これだけで、
十分相手に伝えられますよ!!



最後に

ADHDを持っていたり、
発達障害があると、

簡潔に物事を伝える。
これが非常に困難です。

ひとまず必要な人に、
必要事項を伝える。

これを達成することから、
始めてみましょう。

今回紹介したのは、
そのための方法です。

この方法ができるようになり、
自分のものになる。

そうなれば、自然と、
PREP法の会話となります。

さらには、前提を揃えるなど、
少し限定的な場かもしれませんが、

十分に日常会話や業務を、
問題なく行えるようになりますよ。

先ずは、自分の意見を人に
しっかりと伝達することから!!

コツコツと頑張って
いきましょう。

その積み重ねにより、
環境が作られ、

ストレスフリーな、
居場所を作れるのです。



最後まで読んでいただき、
ありがとうございました!!



P.S.
発達障害でも、
人間関係に悩まず、
社会人として活躍する。
自分が自分いられる場所を作り
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