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【#12】君たちはどう生きるか
先日、「君たちはどう生きるか」(宮崎駿)を見てきました。
前評判では、「全く何が言いたいかわからない」という人と「なんとなく言いたいことは分かった」という人と様々でした。
僕もかなり集中してみたのですが、結論から言うとあまり理解できなかったのだと思います。(考察が浅かったのかもしれません)
この作品がわかりにくいとされている理由として、「主題」が見えないことが挙げられると思います。事前告知や予告などのあらすじがないのもこの作品が解釈されづらい要因の一つかと思います。
まあはっきりとはわかりませんが、この作品の主題としてはタイトルにもあるように「君たちはどう生きるか」ということを自分なりに考えなさい。ということだとは思うので結局解釈が見る人によってバラバラになるのは当然とも言えます。
結果、様々な考察がネット上に飛び交うことになり、個人的には判然としなかった部分が徐々に明らかになっていく爽快感がありました。
作中で「白い石」が登場します。この石はバランスよく積み上げて塔を作ることによってその世界の平安を保つ、平和の象徴のようなものとして描かれているのですが、その塔は丸や三角・四角など13個の様々な形をした石でできており、宮崎駿の13作品を表しているのではないかという考察には大変驚きました。(つまり、今までの作品を積み上げてきたことが宮崎駿自身の生き方を示しているということです。)
頭のいい人は違いますね。。。
釈然としない終わり方ではありましたが、妙な満足感で満たされていたような感覚があります。
まだご覧になっていない方は是非‼︎
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