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私なりの感情

〝何もしたくない〟



誰にでもこういう感情になる事はあるだろう。

現に、今の私の状況がそうである。

理由が何かあるのか。
そういう訳ではない。

ただ、どうしても何をしようにも気が乗らないのだ。
 

今日もエッセイを書こうと思ったのにも関わらず、中々ペンが進まなかった。

さて、困った。 

まぁ、私自身表現することを、義務的には思っていなかったという事は、唯一の救いだろう。


とりあえず頭に浮遊している言葉を、自分なり
に繋ぎ合わせていく。
よし、この感覚だ。

ここら辺でやっと、いつもの調子が戻ってきた。

良かった

とりあえず一息ついてみる。


少し時間は掛かったが、調子も戻ってきたことなので、いつもの様に、私の感情の葛藤話でもしていこうか。


私は、これまでの人生、情緒不安定な動物として生きてきた。

〝情緒不安定〟

この感情は、殆どの人が持ち合わせている自分の中の道化の様なものだろう。


道化・・・人を笑わせるような、おどけた言葉や動作。

笑えるほど不安定な感情という意味では、ぴったりな言葉だ。


最近の言葉で言うと、テンション0・100というものだろうか。

まぁ、私の感情はテンション0・100という様な生易しいものではないのだが。

何か、少しでもストレスに感じる事があると、
テンションが、マイナスの感情になる。

何か、少しでも喜びを感じる事があると、
テンションが、100以上の感情になる。


こうして文字にして見てみると、何処かの研究対象にできるほどの面白い情緒である。

いつもは、こういう自分にとって厄介なことには、解決策を考える。

だが、情緒が不安定ということに関しては、解決策という堅苦しいものはない方がいいだろう。


堅苦しい岩のようなもので、自分の感情を塞いでしまう事は、本当に自分自身にとって正しい選択なのか。


そうは思わない。


ただ、どうしても何かをあげるとするならば、

そうだな、、

感情を言葉に出してみるというのはどうだろうか。


そんなもの安易な考えにすぎない。


そう言われても、しょうがないだろう。

だが、結局自分の感情なんて安易なものなのだと思う。


このエッセイを書く時、私は、少し落ち込んでいた。

最初に書いた通り、何かがあった訳では無い。
けれども、とにかく悲しくなってしまったのだ。

どうしても心のモヤが取れない。

〝悲しい〟 〝苦しい〟 〝しんどい〟

感情が抑えきれず、
私は、感情を声に出していた。


言葉にしてみると、
何に悩んでいたのだろう
と全身の力が抜けたのだ。


こういう人のことを世間では、単純というのだろう。


だが、意外なことに感情とは、小さなことで180°切り替わることが出来る。

そうでなくとも、そう考えた方が楽に生きられる。
そういう気がしたのだ。


感情に、無理に蓋をする必要はない。
だが、苦しい感情を引きずり続けながら、生きる必要もない。


今日、色々な葛藤があった私は、気づいたことが1つある。


1番大切なことは、
私らしい感情を持つという事なのだ


と。



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