四野葉

散文です。もっと言えば随筆だと勝手に思ってます。ほんとうは幸せを知っているのに 不幸な…

四野葉

散文です。もっと言えば随筆だと勝手に思ってます。ほんとうは幸せを知っているのに 不幸なフリやめられないね。

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  • 四野葉旅行記

    旅の旅行記をここに記します。

最近の記事

病棟少女

 ある日、ケガをして大病院の救急外来に行った。小さな受付で要件を私の代わりにお母さんに話してもらい椅子に座った。歩くたびに左のふくらはぎが痛む。  真っすぐを見つめると奥に大きな扉があり、その上の案内板に「←入院病棟」と書かれてある。  ふと、小さいころの自分が思い浮かんだ。まだ、体が弱くて入退院を繰り返した日々。窓の奥から見えた風景。病室のベッドに入り、ピースをしている写真を思い出した。小学校ではスポ少に入り、苦悩の中でなんとか健康な体を手に入れた。おかげで入院をすることは

    • #046 社会不適合

      こんばんは。四野葉です。もう半年が終わりました。恐ろしいです。なんで受験がある年に限ってこんなに時の流れが速いんでしょうか。大事なことなのでもう一度言います。もう半年が終わりました。 昨日、相も変わらず一人で街中をぶらぶら散歩していました。そのころはちょうどお昼だったので昼ご飯をどこで食べようかいろいろ考えてました。 最初はロッテリアで食べようかと思ったのですが、ファストフード店で店員の前で食べたいものを注文して食べるというのは私にはハードルが高すぎたのでコンビニで適当に何

      • かわいくぴんく

        • 耐え難い苦痛と嘆くよりかは、耐えられなかった苦痛のほうが楽

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          #045 中小抽象

          こんばんは。四野葉です。 最近、詩みたいな抽象的な文を作るのにハマっています。すでに2つnoteにあげています。何が楽しいって伝わるか伝わらないかのギリギリの表現を探すところです。 「これだったらあからさますぎてつまらん」 「これだと逆にわからん」 みたいなことを考えるのが楽しいです。 また、滅茶苦茶いい表現を見つけたときの爽快感もたまりません。 これだから文学はやめられない。 今日も私は、文字と脳の狭間で踊るのです。

          #045 中小抽象

          夜の端でも

          こんばんは。四野葉です。 夜が困難になり朝が来ます。 朝になると閉ざされた瞼のカーテンを朝日が容赦なく突き刺します。 よわよわになった私のからだ。 そんなからだに星々の重りがついてきます。 私のお布団にはまだ夜の端があります。 その中にいつまでも浸っていたいんです。 でも、時間は待ってくれない。 また瞼のカーテンを閉めると、 そこには少し明るい黒色の服を着た偽善者が立っています。 夜って真っ暗だったような。 その人は常にこちらを睨み、ニヤリと笑っています。 その顔に私は不快感

          夜の端でも

          #044 好きなもの

          どうも~。四野葉です。好きなもの書きます。 1. 本 やっぱりいちばんはこれですね。文字から無限の世界が生まれるというのにとても惹かれます。楽しんだり、面白かったり、感動したり、共感したり、不可解だったり、狂っていたり、驚愕したり、前向きになれたり、といろんな世界があります。 前に「すべての物語は、君の頭の中で実写化される。」というのを見てとても共感したのを覚えています。本を読むときは自分がその本の世界の中にいるという風に妄想しながら読むようにしています。そのほうが楽し

          #044 好きなもの

          電信柱の傀儡

          宵も冷めてきたころ、カラカラのカラスが空のペットボトルを空焚きします そこには電信柱の電気脳髄対話です 夜空の光る宇宙塵を人々は食み、それを第一宇宙速度的に輪廻します それは、電信柱の傀儡です 食塩水の味に困惑する私は 仮定された有機交流電燈の瞬きを感じます それはある一定の定理に基づき、この世界を迫害したつもりになります ただ、その証明は脳髄の奥底の僅かな塵までをほじくる道具を手にすることです 孔雀を人々は探し求め、砂漠の中を彷徨い続けます そんな砂漠の砂を手に取り、価値で

          電信柱の傀儡

          #044 妄夢

          こんばんは。四野葉です。今日は私の謎の思考回路について書きます。 これは、昨日私の手帳に書いた文章です。 はい。何言ってるかわからない人がほとんどでしょう。 わかりやすく言うと、この世界のすべてが本当に現実に存在しているの?ということです。とある国があったり、とある場所があったり、今、目の前で何かしらのイベントが開かれていたり、隣に人がいたり、PCが目の前にあったり、などこの世のあらゆる事象が現実にあると素直に感じられないんです。すべては私の夢、または妄想の中なんじゃないの

          #043 脳髄遠泳

          この記事は昨夜に書きました。 こんばんは。四野葉です。今は夜の10時20分ごろです。静かです。 私は所謂、裏垢はというものは持っておりません。これが本垢です。つまり私は、本垢で裏垢みたいなことをしているということに気づきました。ただ、ここでの本垢・裏垢はステレオタイプなのであまり心地よくはありません。 本当に不快です。憂鬱です。せっかく最近までよかったのに。また来ちゃいました。ここから解き放たれるときは来るのでしょうか。いや、来ないでしょう。「来た」と感じたとしても、時間

          #043 脳髄遠泳

          #042 嫌悪

          こんばんは。今日の夜は暗いです。四野葉です。ありゃ、何を書こうとしたんだっけ。忘れてしまいました。どうしましょ。本当に思い出せないので今日思ったことを書きます。 体育会系のノリが嫌いです。理由はいくつかあります。 まずあの妙にエネルギーに満ちた雰囲気が嫌です。なんだか、特に深い悩み事もなく過ごしているんだろうなと感じ、嫌です。嫉妬なんですかね。よくわかりません。 次に、うるさいです。私は感覚過敏で大きな音とかがとても苦手です。大きい音はストレスが溜まります。体育会系の人ってと

          #041 インターネットと心の病み

          こんばんは。お久しぶりの四野葉です。初めましての方は初めまして。皆さんはいかがお過ごしでしょうか。健康な毎日ですか?ハイな毎日ですか?明るい毎日ですか?未来が見える毎日ですか?先が盲目的な毎日ですか?お口に錠剤を何錠も放り込みたい毎日ですか?自分、または他人に包丁やカッターの感触を覚えさせたい毎日ですか? いろいろありますね。各々の生活を送りましょう。 めんへらいんたーねっと 最近、NEEDY_GIRL_OVERDOSEにゲームにハマっています。実際にはプレイしていないん

          #041 インターネットと心の病み

          #040 桃色の隅

          こんばんは。四野葉です。五月病の季節です。でも年中五月病みたいな感じなので特に何とも思わないです。最近のメンタルの状況はまあいいほうです。これが続いてほしいという自分と鬱のままでいたいという自分がいます。これ鬱あるあるとしてボカロPのMARETUさんが書いていたのですがめっちゃ共感したので引用させていただきました。(https://note.com/maretu00/n/ndc724e624fdc) エンドロールを越えて 五月が始まって一週間くらいがたちました。早いです。

          #040 桃色の隅

          #039 夜の隙間で

          夜分に失礼いたします。四野葉です。今日はいろいろあってこの時間に記事を書くことになりました。GW後半はいかがでしょうか。皆さんの思う有意義な時間をお過ごしください。私もそうする気持ちです。 夜の蠢き 今は夜の11時半あたりです。外は真っ暗です。しかしこの暗さと私の気持ちは反比例。夜は活発な男、四野葉です。おめめはパッチリです。夜は活動的になれます。さっきまで小説を書いていました。日中に書くよりも圧倒的に夜のほうが捗ります。昼間は一文字もアイディアが浮かばなかったのに夜にな

          #039 夜の隙間で

          #038-2 四月のタイムラグ

          こんばんは。四野葉です。前半に引き続き四月に投稿した記事を振り返っていきます。 5. #032 疲労困憊 学校に疲れていたので学校への不満をぶちまけた記事です。このころからぼっちを意識し始めています。今はもう慣れました。私には読書という心強い味方がいます。最後に「宿題をサボろうかなと思います」とありますが、書き終わってからなんだか変な罪悪感に苛まれたので仕方なく宿題をしました。洗脳ですかね。知りませんが。 6. #033 パンのかけら この頃からタイトルが抽象的に

          #038-2 四月のタイムラグ

          #038-1 四月のタイムラグ 前半

          ども。四野葉です。今日から5月です。早いですね。一年の1/3が終わったらしいです。終わりました。何がどのくらい終わったのかはご想像にお任せします。 本日は今月の振り返りということで4月に公開した記事をもとに4月を振り返りたいと思います。自分でもあまり覚えていないので楽しみです。では参ります。 1. #028 カフカとブロート 4月一発目の記事は#028のカフカとブロートという題の記事でした。この頃はコロナにかかっていた時期でした。なので投稿時間が真昼間になっています。この

          #038-1 四月のタイムラグ 前半