良いストレスになるホラー映画

１．ホラー映画が良いストレスになる理由

ストレスは私たちの生活に多くの問題をもたらすものだが、これまでの研究から、管理可能なストレスには利点もあることが分かっています。免疫反応が引き起こされ、それによって免疫系が強化され、より大きな脅威に対応できるようになるといった点などから、ホラー映画が「良いストレス」になることもあります。

恐怖を感じている時には、恐怖を乗り越える手助けとなる「エンドルフィン」や「アドレナリン」といったホルモンが分泌されます。恐怖を乗り越えると「恐怖に耐え抜いた」という満足感から毒性の高い快楽物質である「ドーパミン」が分泌されます。

ホラー映画鑑賞は、バンジージャンプやスカイダイビングなど極限のスポーツと同様に、限界を乗り越えるように感じるような体験ができるではないかと思います。

ホラー映画により非現実的な恐怖を感じることは、実生活の不安一時的に忘れるための効果的な方法でもあります。恐怖を感じながらも、一切危険はなく無傷で切り抜けることができ満足感を体験できます。

２．ホラー苦手な方にはデメリットになる

ただし、「恐怖」と「快感」は密接に絡み合っているということは、ホラー映画のメリットは怖い思いをしたい人たちだけに効果があります。恐怖に対する反応は個人差があるため、望まないホラー映画鑑賞はマイナスの影響がでることもありますので、ご自身の趣味に合わせて活用してみてください。

３．おすすめ映画

今まで見たことあるホラーの中で、現実の不安から現実逃避に役立った、映画に夢中になれたホラー映画をご紹介します。

１．残穢【ざんえ】―住んではいけない部屋―
お化けが突然出てきてびっくりというタイプではなく、ミステリーやサスペンスのような、じわじわと生まれてくる恐怖を感じます。「あなたの部屋にも、あなたの知らない過去がある」という映画のキャッチコピーの通り、住んだ部屋で怪奇現象があり、どのような過去からの影響から今に至るのかを解き明かしていく映画です。
実際にこういう話あるのではと感じるような怖さがよかったです。この映画見たあとは、引越し前には事故物件サイト「大島てる」をしっかり活用したくなります。

残穢【ざんえ】―住んではいけない部屋―

２．来る
普通のホラー映画とは違う、
人間の嫌な部分に焦点をあてて日常生活が繰り広げられてるが、身の回りで怪異な出来事がはじまりその原因をさぐっていくストーリーです。お化けの怖さより人間の心から生まれる恐怖から自分自身を滅ぼすという別の怖さから自分を見つめ直してしまう映画です。
ストーリーとは別に、バトル映画のような除霊シーンが爽快で気持ち良いです。怖さが苦手な方でも大丈夫なタイプだと思います。

来る

３．コンジアム
こちらは、本当に怖かった韓国映画です。韓国内で超有名な心霊スポットを舞台にYouTuberっぽい人が再生数を稼いで収益を得るために心霊スポットでライブ配信する現代ホラーです。よくありそうな設定にも関わらず、心拍数の高鳴りを感じるほど怖かったです。ホラー好きにはオススメの１作です。

コンジアム（字幕版）

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